救命病棟24時(5) (第2話・7/16) 感想
フジ・『救命病棟24時 - 第5シリーズ』(公式)
第2話『生まれる命、奪われる命』の感想。
『4』までの“小島楓”では主役は厳しくないか?
第2話を観て、次週から感想を書くのを止めようと思い始めている。その理由は、過去の『救命病棟24時』の面白さを感じないからだ。今日の感想は、過去のシリーズを観た人で無いと解り辛いかもしれないが、敢えて書いてみる。
これまでの同作の主人公は、何れも強烈な人格を持ち合わせていた。どんなに患者が増えても、どんなに上司とぶつかっても、どんなに大きな事件が降り注いでも、いつも立ち位置も佇まいも一緒で、目の前の問題を次々と解決してきた。そしてそんな職場の嵐の中で、右往左往してきたのが今回の主人公“小島楓(松嶋菜々子)”だ。
そう、本作における“小島楓”は主役を担える強靭なキャラクター設定ではないのだ。飽くまで主役の横にいるキャラクター。だから、強い自我を持つ新キャラである夏目(時任三郎)や本庄(佐々木蔵之介)が物語上で目立ち活躍してしまうのは当然のこと。だって、この二人こそ“小島楓”の足りない部分を補うための役だからだ。
“小島楓”の設定を変えて、主役級にすればいい!
では、このまま過去の『救命病棟24時』の看板だけを背負って、中身は違うドラマで良いとは思わない。第3話からでも、あのワクワク緊張しつつ楽しかったドラマに戻って欲しいと思う。
そこで、妙に医局長と言う肩書に拘りもがくのでなく、新人時代からへまやドジを繰り返してきたあの新人医師“小島楓”が成長し、今や救命病棟をバリバリ仕切り、新キャラの二人とも対等にやり合うと言う、単純な話で良いと思う。
番組の最後の方で、研修医・広瀬(風間俊介)に小島が、自分が救命医になろうと決心した時のエピソードが語られた。このような部分をもっと上手く魅せていけば、“小島楓成長物語”として再スタートできると思うのだ。
スーパードクターが大活躍するこれまでの『救命病棟24時』とは異なる方向でスタートした本作。大人の事情があるようだが、それはつくり手側のこと。こうなれば、スーパードクターで無い小島楓を、どこまでも前面に押し出して、活躍させて欲しいと思います。
要は“小島楓”のスピンオフドラマとして、確立させたら良いと思うんです。過去のシーンもふんだんに使って。そうしたら、あの雰囲気が戻ってくると思います。
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【これまでの感想】
第1話
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