DOCTORS 2 最強の名医 (第1話・7/11) 感想
テレ朝『DOCTORS 2 最強の名医』(公式)
第1話(初回15分拡大)『極秘オペは2億円!?最強決戦が今夜始まる!!』の感想。
“二年後”ならではの設定が、活かされているのが良い!
『1』『SP』に続いて大きな期待をして観た『2』。約二年前に「病院を変える」と宣言して堂上総合病院に赴任して2年、着実に成果を上げているため主人公・相良浩介(沢村一樹)の院内外での信頼度は高い。それゆえに成立した今回の主治医を抜け駆けしての早朝手術。きちんとドラマの中で登場人物や環境が成長しているからこそ描けるエピソードだ。それに…
患者にとっては切実な問題、医療現場ではタブーのネタが良い!
一般的にはタブーと思われれいる“主治医を変えてくれと訴える患者家族”を登場させるあたりの各話のテーマ設定も現実味があって上手い。それも、普通なら相良が孤立してそこからあれこれがんばって話が進みそうだが、同僚の森山卓(高嶋政伸)と真っ向から対峙して、問題解決しようとする。この相良の一見マッチポンプに見える手法こそ、本作の面白さだと思う。
驚きの後に笑いありの手法に忠実なのが良い!
本作の脚本や演出の手法で面白いのが、視聴者をまず驚かせてから笑わせると言うのが徹底されている点。例えば、例の早朝手術の前日の飲食店内のシーン。ナースの宮部佐知(比嘉愛未)があれこれ妄想して個室に入室すると、最初は相良だけ見えて次に内科医の皆川和枝(伊藤蘭)と副院長兼看護師長の田村戸紀子(宮地雅子)が見えて、佐知の思い過ごしに笑える。
また、相良が三人に協力を求めるが、当然田村も承諾すると思いきや、BGMも止まって一度拒否。そして協力することを伝えて微笑ましいシーンへ。こう言う笑いや感動の直前には必ず驚きを挿入して、小さなメリハリを重ねてくる丁寧な作り方にも共感できる。
いやあ、面白かったです。気になったと言えば、『1』では度々描かれた相良がなぜ「医療を変える」「病院を変える」と切に思うのかの原動力である亡き妻の部分がほぼ描かれなかったこと。
確かに、わざわざ描かなくても十分に話は進めることが出来るが、主人公のキャラの深みを増す意味で入れても良いかなと。まっ、いずれにせよあとはエピソード次第ですね。来週に期待します。
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【これまでの感想 / 第1シリーズ】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 最終回 SP(2013/6/1)
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