35歳の高校生 (第11話 最終回2時間スペシャル・6/22) 感想

日本テレビ系ドラマ『35歳の高校生』公式)の最終回『(ラテ欄)衝撃の2時間SP!!今夜全ての謎が明かされる!ノートの真実と亜矢子の失踪…卒業目前で生徒たちが職員室に立てこもり!?彼らはスクールカーストを乗り越えられるのか?』の感想。

まずは最終回の感想…

まずは最終回の感想。長い!せめて15分拡大で良かった。いろいろ後出しジャンケンばかりで、振り返りの手紙も長過ぎるし、結局“スクールカースト”だ“お母さんのノート”だと騒いだが、結局はクラスは維持すると言う振出しに戻って、何となくハッピーエンド。結局、脚本家は本作で何を言いたかったのか?

全11話の総括(その1)「描写に一貫性があったか」

私は、連ドラだからこそ、“意図的な一貫性”が重要だと思っている。例えば、第1話から最終回まで、きちんと主人公が物語の中心になっているか。また、劇中で描かれた事象や価値観が、各話毎に違わず整合性が成立しているかなどだ。

もちろん、登場人物、物語、演出や撮影や編集なども一貫性があり、終始統一されている必要があるし、それが連ドラの面白だと思う。しかし、本作でそれを感じることは少なかった…

全11話の総括(その2)「変化は意図的だったのか」

いや、脚本も演技も演出も本来自由で良いのだ。特に複数の脚本家や演出家で描く連ドラの場合、個人差も良い意味の“ブレ”となり“本作らしさ”に繋がることの方が多いのだから。しかし問題は、それらを意図してやったかどうかだ。

もし意図してやったのなら、それが私の個人的な好みに合わなかっただけだ。しかし、意図せず一貫性が保てなかったのなら、全11話を観終わってのハッピーエンドをどう理解すれば良いのかわからなくて当然だと思うが…

全11話の総括(その3)「主人公の存在意義とは」

ハッピーエンドを描くために、2週も使って誰が見ても無駄な教室立て籠もりを描いたり、最終回では主人公を遅刻させて堂々入場とか、結局クラスは維持しちゃうとか、少々古臭い印象なのも残念

そして、“35歳の高校生が入学してきました”と言う振出しに戻っただけ。確かに主人公・亜矢子(米倉涼子)の笑顔だけが印象的なエンディングだが、果たして主人公によって主人公の周辺の世界が何が変わったのだろうか…


私は、ドラマや映画は必ず壮大で美しいテーマが必要だなんて思いません。ただ、脚本家や演出家は“視聴者に何を伝えたいのか?”と言う心や気持ちが無いとドラマを創れないし、スタッフやキャストの間でそれが統一されていないと、現場も視聴者も困ると思うんです。だって登場人物に感情移入できないし、物語の予測の楽しみも奪われるからです。

私は、第9話で終わらせておいた方が良かったと思います。閉塞空間でのスクールカーストの恐ろしさと、それに立ち向かう主人公のカッコ良さと苦悩が、35歳の高校生と言う異色キャラにも合っていたと思うからです。第9話まではそれなりに面白かっただけに、最終章の3話がたいへん残念でした。

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