あまちゃん （第70回・6/20） 感想
NHK総合の連続テレビ小説『あまちゃん』（公式）の第12週『おら、東京さ行くだ！』の第70回の感想。
大手芸能事務所の社長でプロデューサーの太巻（古田新太）の代理としてやってきた水口（松田龍平）。アキ（能年玲奈）とユイ（橋本愛）を、地元アイドルユニット「GMT47」の正式メンバーとして迎え入れたいと言う。
水口は春子（小泉今日子）の説得を試みるが春子は頑として聞き入れない。春子はアキの真意を確かめようと、二人だけで話をする。そこで、アキがなぜアイドルを目指したいのか、本当の気持ちを知った春子は…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
笑いが無くても、この丁寧な描写こそ「あまちゃん」だ！
アキの告白のシーンでは、所々に25年前の映像や春子の東北弁を織り交ぜて、その当時と現在の春子の気持ちの変化を、丁寧にオーバーラップさせて描いたと思う。
また、アキのことを夏に相談するシーンは、25年前と今の春子と夏のやり取りが、まるで自在にタイムスリップするような演出で見応えがあった。特に当時の夏の告白を聞いて、25年間わだかまりがあった母子のもやもやした霧が晴れたような後半の約8分間は感動的だった。
今日は、小ネタや笑いがありませんでした。それなのに『あまちゃん』らしさが全開でした。やはり小ネタ満載で大人も子供もわいわいやる日があるからこそ、こう言うシリアスな日も十分に楽しめるってことですね。
夏さんの言葉を聞いて、心の中の氷が徐々に解けていくような春子の表情の変化が最高に良かったです。さて、週の後半が気になる所です。
『あまちゃん 完全版 Blu-ray ＆ DVD BOX1（第1～8週までの収録）』が発売決定（2013年9月27日）です。また、サントラに続いて、『ピアノミニアルバム』も発売予定（2013年6月25日）。
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