家族ゲーム (第10話 最終回・6/19) 感想
フジテレビのドラマ『家族ゲーム』(公式)の最終回『あの男が家庭教師になった理由~彼は誰を殺したのか?』の感想。なお、森田芳光監督・松田優作主演映画『家族ゲーム(1983)』、と長渕剛主演ドラマ(1983)は鑑賞済。
きれいにまとまった…
今日は、特にこれまで吉本荒野(櫻井翔)が沼田家に仕掛けたタネ明かしと、沼田家の再生。それをそれなりのシュールさと前向きさを兼ね備えて、田子雄大の微笑できれいにまとめたと言う感じだ。
話数が多過ぎたかも…
本作は2時間スペシャルの前後編くらいのヴォリュームが最適だったかもしれない。やはり10話で納品するために、中盤がかなり似たような表現の繰り返しが多かったから、お蔭で吉本の行動自体も曖昧な印象になってきてしまっていた…
そんな引き伸ばし的な展開の中で、前回はかなり沼田家の崩壊を刺激的に描き、吉本の身の上話もほぼ住んでいたから、最終回でその続きをやられても、流石に前回ほどのインパクトは無いし、エンディングだけが曖昧さを排除し感動的に描写しても、ちょっと取って付けた感が否めなかったのが残念だった。こう言うオチも有りだと思うが…
やはり全体の放送回数とプロットが合ってませんね。10話にするならもう少しエピソードを濃厚に作り込まないと、もたないと思います。4~5時間くらいなら、ピシッと締まったシュールで恐ろしい新しい家族ドラマとして、もっと大成功したのではないでしょうか。
前回も書きましたが、櫻井さんの“吉本”が本当に良かったです。“吉本”が醸し出す怪しさや怖さは十分に漂ったと思いますし、最後の田子雄大の笑みは普通のドラマ風なエンディングでしたが、悪くなかったです。
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【これまでの感想】
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