雲の階段 (第10話 最終回・6/19) 感想

日テレのドラマ『雲の階段』公式)の最終回『衝撃の結末!!無資格医の僕が帰る場所』の感想。なお、渡辺淳一氏の原作小説は未読。

最終回で、三者三様を描くのなら…

なぜ最終回に限って、やや唐突気味に、主人公・三郎(長谷川博己)はもちろんだが、その三郎に様々な形で関わったと田坂(内藤剛志)と村木(大友康平)の三人の男性医師の生き様をいろいろ重ねて描いたのだろう

確かにドラマとしては、三人の男を比較対象として描くことで、三郎本人が“なぜ偽医者を続けたのか?”にスポットが当たり、“三郎のエネルギーの根源?”に辿り着くと思うし、実際そう言う方向で描かれていたのは悪くないとも思う。

ならば、もっと中盤でも三人をうまく描いておけば良かったと思う。それを最終回だけでやるから尻すぼみに感じてしまったのが残念…

表面的な三郎の華麗なる綱渡り人生を観たかったのは無い!

結果的には、先述の通りに男三人を重ねて表現したことで、三郎の劇中での存在感が薄まり、中途半端なエンディグだったのも残念。要は、三郎の偽医者での綱渡り人生の顛末をもっと根っこの部分からきちんと描いて欲しかったのだ。

その部分では、やはり三郎が“なぜ偽医者になったのか?”の原点の部分を、もっと中盤戦で明子(稲森いずみ)と亜希子(木村文乃)が小出しに語るべきだった。それがなかったから、表面的な綱渡り人生の面白さしか残らなかったのだと思う…


ほぼすべての登場人物たちが、道徳心に問題を抱えていて、それも本物の医師や偽医者までいて、その人間たちの豪快な綱渡り人生を描くなんて、面白過ぎます。まさに現実ではありえないドラマならではの醍醐味とも言って良い。それだけに最終回は肩透かしを食らったって感じです。

当初は、へき地医療を基礎に偽医者にならざるを得なかった三郎の苦悩を描いていていましたが、徐々に人間ドラマ的な部分は影を潜め、イケイケ三郎!みたいなある種の冒険活劇みたいな雰囲気になり、最後で再び真面目に戻ったって感じですかね。やはり中盤の脇役たちの人物描写が足りなかったのだと思います。でも面白かったです。

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


     


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/4568/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → 記事のコメント欄に、貴方のブログ名、ブログ記事のタイトル名とそのURLをご記入下さい。こちらで確認して公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
また、http://dmesen.seesaa.net/article/366916272.html でも、受け付けております。


【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話

関連記事
スポンサーサイト

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

雲の階段 第10話(最終回)

『衝撃の結末!!無資格医の僕が帰る場所』 内容 無資格医である事が発覚した三郎(長谷川博己) 明子(稲森いずみ)は、三郎を連れ、逃げようとしていた。 そんな折、病院の救命救...

「雲の階段」禁断のメスを握った先に命を救った人たちの感謝に司法は執行猶予の判決を下すも三郎は釈放後全てを失った雄一郎に刺された

19日ドラマ「雲の階段」最終話は三郎は事故で重傷を負った亜希子を救った後警察に逮捕された。三郎は一貫して騙していたと主張するも島の人たちは正直に彼のこれまでの経緯を証 ...

「雲の階段」9、最終回 ☆☆+☆

え? さ、最後のあれは三郎のドリーム? と、ラストに無理矢理なびっくりを残しての終わりでしたが、じゃあどう終わるべきかとなるとあれはあれで良かったのかも。刺されて目を ...

無免許医、それだけが・・・

ドラマ「雲の階段」を見ました。 日テレにて 水曜 10時からやってました 無免許医として成りあがり、彼をめぐる2人の女性 いったい どうなるのか… この枠らしい作品というか まさに ...

コメント

コメントを残す

Secret

※なお、送られたコメントはブログ管理人が承認するまで公開されません。
※また、当blogの「コメント,トラックバック&リンク・ポリシー」に基づき、管理人が不適切、不適当、不愉快と感じたコメントは非公開、または予告無く削除します。

楽天市場PR

TB送信について

一部のブログサービス宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中。
ご迷惑とは存じますが、SeesaaブログからもTB送信させて頂きます。

最新記事

PR


カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR