幽かな彼女 (第8話・5/28) 感想
フジテレビ系ドラマ『幽かな彼女』(公式)の第8話『いじめスパイラル』の感想。
時間配分と構成が良い!
全体の時間配分なり構成が良いと思う。40分頃まであれこれやって、数分で良い感じのまとめを入れて、最後に実はそれがまとめで無かったことを描いて新たな問題提起って流れ。一時間の中での緩急と言う意味で悪くない。
メインの話とその他のエピソードの描き方に工夫が欲しい…
では、内容の面から一時間を見るとどうだろう。アカネ(杏)の過去やりさ(山本舞香)のいじめ、千穂(前田敦子)の転職と、まあ絡みに絡ませてる。メインの暁(香取慎吾)が中心で動いている学校教育の話がとても良く出来ているからそれほど気にならないが、辛うじて芯は通っているって感じ。
もちろん、もう第8話だからぼちぼち最終章に向けてそれぞれの話も佳境を迎えまとまっていくと思うのだが、やはり現状は各パートが同時進行しているだけで、それぞれの焦点はぼやけるし間延び感も否めないのが残念。とにかくメインの話が面白いだけに、周辺の話もうまく絡めて繋げていって欲しい…
いよいよ佳境に近づいてると言う良い緊張感が表現されていると思います。だた、先述の通りに話全体の一体感みたいなものが物足りないですね。それぞれで進んでる印象です。でも、最終回に向けてまとまっていくことを期待します。