家族ゲーム (第4話・5/8) 感想
フジテレビのドラマ『家族ゲーム』(公式)の第4話『弟にラブレター??家庭教師強引にデートを仕込む!』の感想。なお、森田芳光監督・松田優作主演映画『家族ゲーム(1983)』、と長渕剛主演ドラマ(1983)は鑑賞済。
吉本の「いいねえ」の意味…
冒頭からちょっとダレ気味で始まった拡大版。ところが、29分頃に吉本荒野(櫻井翔)が日本史の参考書『歴史の達人』を読んで、いつものハイテンションで無く、やや不満げな苦笑で「いいねえ」と呟いたのが妙に印象に残った。
それから長ーい約30分後に、その答えがやってきた。近代史の教育方法を例に、吉本が歴史や過去を軽んじる現代へのアンチテーゼとでも言おうか。いじめに限らず命や倫理を軽視する現代社会への怒り。吉本はそれをあざ笑ったのだ。この辺をきっちり描いてくるのは賛成だ。
嵐の櫻井さんが演じる意味…
嵐の櫻井さんが吉本を演じると言うことで、どのくらい斬新でメッセージ性が押し出されるのか期待と不安が半々だった。しかし、今回くらいに表現してくれると、櫻井さんが主演する意味も生まれてくると思う。そう、若い世代の人に伝わる可能性が高くなるから。
それに櫻井さんがだんだん吉本に見えてきたのも良い。周囲は笑顔と無表情の使い分けが上手い俳優さんが多い中で、吉本が不敵な笑みを浮かべる顔に、アイドルの笑顔がダブって、妙な不思議さや恐怖感が生まれてるのが興味深い。今度の変化にも期待しよう…
正直、延長しなくても良かったのではと思います。でも、吉本の過去を織り交ぜながら、少しずつゲームが進んでいくのはなかなか面白いし、先が読めない楽しさもあるので、来週にも期待します。
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