幽かな彼女 (第4話・4/30) 感想
フジテレビ系ドラマ『幽かな彼女』(公式)の第4話『教師は意味ある職業か?』の感想。
如何にもドラマらしい話だが、妙な説得力がある!
「自分を変えたきゃ自分でやるしかない!」って単純明快な話なんだが、意外に感動的だった。北山宏光さんも(意外に)大人な教師像の林先生を上手く演じてたし、踊りが上手く出来ない藤田ともみ役の上白石萌歌さんのあのどこにでもいそうなぼそぼそ感も良かった。
でも、やはり一番のポイントは主人公の神山暁の人物設定と香取慎吾の存在感。金八先生みたいな熱血漢でもなく、体育系でもなく、事態を冷静に眺めながら生徒を見守り励ます先生。ちょっとドラマくさい設定ではあるが、むしろこう言う教師像が現実的でないと言うのは、逆説的なメッセージとしても悪くないと思う。
劇中での幽霊の影が薄くなってる…
先述の通り、中心の話は王道の学園ドラマなのだ。だからこそ、アカネ(杏)たち幽霊の魅せ方こそ“本作らしさ”のスパイスであるべきだと思う。しかし、実際はちょこちょこと神山先生たちに良きアドバイスをするにはするが、幽霊である必然性はあまりないのが最大の残念な部分。
隣の部屋から何気にフレームインさせずに、きちんと登場シーンを作ったり、全体の中での役目を明確にした方が面白くなるのでは。折角、幽霊が見える生徒もいるわけだし。次回は死の真相に迫るようだから、必然的にメインになるだろうが、そう言うのでないアカネの役目(役割)に期待したい…
前回同様の感想で恐縮ですが、本筋の部分は普通の学園ドラマとして楽しめるので、あとは幽霊の味付けをどうするかってことだと思います。
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