あまちゃん。 (第1~3回・4/1~3) 感想
NHK総合の連続テレビ小説『あまちゃん。』(公式)の第1週『おら、この海が好きだ!』の第1~3回の感想。
毎朝の15分間だからこそ、新鮮な面白さを感じた!
久し振りにまともに朝ドラを観た感想は「朝ドラってこんなに明るくて楽しかったっけ?」だ。そして、全156話(50分間の連ドラ全11話に換算しても4本以上の文章量)を半年かけて毎日15分ずつ小出しに描かれる朝ドラ。一話完結でもないし、15分間に必ず起承転結があるわけでもないし…
朝や昼にご飯を食べながらや食後に観ると言う独特な番組の存在感も、1回位は見逃しても大丈夫な程の気軽な雰囲気に、新鮮な面白さを感じた。
第1回の感想… 「ツカミはオッケー」
こう言うのを「ツカミはオッケー」と言うのだろう。いきなり1984年に聖子ちゃんカットの女の子(有村架純)が登場し、ナレーションがその娘の母親・夏(宮本信子)で、2008年夏にはその娘・天野春子(小泉今日子)が孫・アキ(能年玲奈)を連れて岩手県北三陸市(架空)の漁師町に帰郷するまで、ちょうど2分と見事なテンポの良さ。
そして妙にハイテンションな駅長・大向大吉(杉本哲太)が登場し、明るい雰囲気のままアバンタイトル。2分半でここまで魅せたら続きが観たくなる…
第2回の感想… 「構成が良い」
まだまだ登場人物や状況説明の段階なのに、「じぇい」と言う方言でリズム感よく台詞を回したり、ロケ撮影とスタジオセットを行き来しながら、退屈させない構成も良い。
また、登場人物たちのキャラクターもチラッとしか登場しなくても性格が見えてくるし、用語説明も違和感なくなく挿入されている。プロの脚本家なら出来て当然なのだが、最近のドラマではこれさえも中途半端な作品が多いから、期待して良さそう…
第3回の感想… 「アキの心の声も夏の語りで処理しちゃった」
私が暫く朝ドラを観なくなった理由の一つが、スタジオの美術セットのしょぼさだ。しかし、宮藤官九郎氏はそれをも逆手にとって料理してきた。喫茶『リアス』とスナック『梨明日』の仕掛けなんて、学芸会でも見ているような楽しさ。
そして、最後は夏に海へ突き飛ばされたアキの心の声まで、「アキは空中でそう思いました」と夏が淡々とナレーション処理したのには笑ってしまった。
方言の字幕の入れ方や鉄拳氏のCGにしても、脚本だけでなく演出もかなり計算している様子だが、一見それを感じさせないのも良い。これで半年いけるのか…
やはり宮藤官九郎さんの脚本次第なんでしょうね。これだけ集めた役者さんたちでどんな登場人物を創り出していくのか。物語の中で自然に動き出すようなキャラクターたちを期待したいです。
まっ、個人的にはクドカン脚本とキョンキョン目当てってことで、毎回感想を書くかどうかわかりませんが、全体的に短めで贔屓目な感想になると思います…
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