ラストホープ (第6話・2/19) 感想
フジテレビ系ドラマ『ラストホープ』(公式)の第6話『命より視力を取り戻したい…余命2ケ月の写真家が迫る究極の選択』の感想。
ついに回想シーンから始まった…
前回は少々甘口感想だったから、今回は少し辛口で。
もはや回想シーンから始まり、最先端医療より医師たち重視のドラマであることが明らかになった今回。ならば、第1話からもっと“医療パート”と“人物パート”を上手く共存させて描けば、細切れ感を与えずに済んだろうに…
まっ、これだけ個性的な設定の登場人物たちを創ったら、一人1話にしたらこうなるのは予想できたし、納得づくで観てきたわけだが、やはりやたらとカットインしてくる回想シーンで、折角のドラマ全体のテンポが悪くなっているのは残念…
「今回は眼科医のお話です」と冒頭で言われちゃうと…
相変わらずカンファレンスのシーンは、漫才のノリツッコミ並のかなりテンポ良さはあるものの、毎回患者と治療方法が違うだけで少々のマンネリ化を感じなくもない。
更に、結局は患者の“QOL(生活の質)”を如何に向上させるかが治療や看護のメインであるのはドラマに限らず、医療はそういうものだと思う。そして、今回目指すは、天才写真家の篠田登志雄(石黒賢)のQOLの向上を、脳と眼のどちらの治療を先にやって実現させるかが本来の面白味だったはず。
なのに、最初に眼科医の副島雅臣(北村有起哉)がメインと最初に謳ってしまったから、折角のラストホープのための選択がドラマチックに感じなかったのも残念…
今回良かったのは、主人公・波多野卓巳(相葉雅紀)が新しい治療方法のきっかけになっただったことです。でも、これでもまだ一通りの人物紹介(と言うよりトラウマ的な深い部分の謎も)は済んでいないから、この先どうなるか不透明ですが…
ぼちぼち一度ガッツリと卓巳の回を放送して、最終章に向かわないと、私が考える本作のテーマ「医師たちの人生に救いはあるのか?」が取って付けたようなエンディングに向かって欲しいです。こうして欲しいと思うことは多いですが、“医療パート”のネタは面白いし、全体も楽しめているんですけどね。
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