泣くな、はらちゃん (第5話・2/16) 感想
日本テレビ系ドラマ『泣くな、はらちゃん』(公式)の第5話『もう会えないの?』の感想。
笑いあり涙ありで面白い!
今回は一気にあれこれ進んだって感じだ。いよいよ現実と漫画の世界が意識的に交流を始めたと言うか、完全に互いの存在を意識してきているため、それの中心人物であるはらちゃん(長瀬智也)のピュアな気持ちと生みの親でもある越前さん(麻生久美子)の複雑な気持ちの対比が面白い。それに何より笑いあり涙ありのエピソードも面白い…
ドラマ「ビーチボーイズ」でも…
捉え方によれば玉田工場長(光石研)の“死”を少し軽率に描いているかと思うが、これは本作の脚本・岡田恵和氏の過去作品『ビーチボーイズ』でも残り数話でペンションの社長が溺死してしまうのに似てる。
物語はその死から登場人物たちが一回りも二回りも成長するするし、社長役のマイク真木さんがスペシャルで別人役で登場するのも似ているような。この辺は今後の漫画の中のたまちゃん(光石研)の活躍次第って事かもしれない…
映画「A.I.」「アンドリューNDR114」のようなSF感…
本作を興味深く思う理由に、「ロボットがヒーローの映画」のような哲学や切なさが存在することだ。人間が創造した人間とは価値観の違うロボットの成長や、創造主である人間がいなくなった時や人間を超えた時の儚さや切なさ。
本作にはそんな良質なSF映画のような壮大なテーマが流れているように感じて、単純な漫画ファンタジー以外の楽しみ方が出来るのも楽しいし面白い。そして創造者がいなくなってからの世界を考えると、また面白くなってくる…
ピュアなはらちゃんがスポンジが水を吸収するように刻々と変化し成長するのが良いですね。普通の人間はあれこれ考えて素直に吸収できませんからね。
また、いろいろ話が進むのに、ちゃんと謎も残っているのも先の展開に希望が持てるし、楽しさがありますね。次回にも期待します。
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