カラマーゾフの兄弟 (第3話・1/26) 感想
フジテレビ系ドラマ『カラマーゾフの兄弟』(公式)の第3話『長男・満 棄てられた犬』の感想。
なお、原作である文豪フョードル・ドストエフスキーの長編小説はだいぶ前に既読。
あとは女性陣か…
吉田鋼太郎と滝藤賢一さんの演技の印象が強過ぎて、どうしても他の出演者と比較してしまう。ただ、2人の好演による人間臭さやリアリティこそ本作の魅力の一つだから、特に女性陣にはより一層期待したい。
それも相まって(理由は以下もある)、結果的に内容が少々チープに見えてしまったような。でも、これもフジの土曜23時枠としては丁度良いのかもしれない…
演出家が違うと…
第3話から演出が都築淳一氏から佐藤源太に変わり、重厚な舞台調の演出が少し影を潜め、通俗的なメロドラマっぽい仕上がり寄りになった気がする。
第1話の感想でも書いた通り、私にとっての本作の面白さの一つに、旺季志ずか氏が書く、あの難解な名作を良い意味で現代風な心理ミステリードラマに仕立てた脚本にあると思っている。だからこそ、映像は脚本寄りにならない方が“本作らしさ”を失わないと思う…
いろいろ書きましたが、このドラマは楽しいです。音楽やカットのインサートの仕方とか個性的で。ただ、マンネリ化の様相も少し見えてきたので、次週から何か起爆剤を投入して、このエネルギッシュなドラマを続けて欲しいです。
カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫) [文庫]
カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫) [文庫]
カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫) [文庫]
カラマーゾフの兄弟―まんがで読破 [文庫]
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