泣くな、はらちゃん (第2話・1/26) 感想
日本テレビ系ドラマ『泣くな、はらちゃん』(公式)の第2話『越前さんに会いたくて仕方がないんです』『(ラテ欄)恋したけど片思い』の感想。
この類のお話は、説明の少ない方が面白いに決まってる…
第1話は超絶CGなど違和感を覚えたり、越前さん(麻生久美子)の根暗さが全体の物語の明るさに不似合だと思った。
しかし、初期設定の説明が済んだ第2話は、倍速再生のお蔭もあって(理由は以下に)意外にすんなり楽しめた。やっと、脚本の岡田惠和氏らしい“人情の温かさ”が描かれ始めた、そんな印象だ。
登場人物たちが生き生きとしてきた…
多分、第1話より長瀬智也さん演じる主人公・はらちゃんの現実の世界での立場を、“変人”でなく“ちょっと変わった純粋な人”として描いたのが良かったと思う。
別の言い方をすると、やっと現実と漫画のそれぞれの世界の人たちが生き生きとし、互いに影響し合う様子が心地良く描かれたとからだろう。
演出が…
演出は第1話と同じ菅原伸太郎で、『悪夢ちゃん』と『三毛猫ホームズの推理』で1話ずつ担当したが、今回もいろいろ“間”が緩い。ちょっとしたカットのつなぎ方とか演技指導の間とか、もっと最良ポイントが私はあると思う。
そこが上手くいけばもっと全体のテンポが良くなって、特に長瀬さんや薬師丸ひろ子さんを中心に演技のキレの見え方も増すと思う。と言う訳で、私には倍速再生がピッタリだった(もちろんポイントポイントは通常再生だが)。
まだ、漫画の中にも、かまぼこ工場にも癖のありそうなキャラクターたちがたくさんいます。その人たちが動き出してきた時に上手く整理整頓しながら、はらちゃんと越前さんが埋没しなければ、面白くなりそうです。
【これまでの感想】
第1話
うぬぼれ刑事 DVD-BOX
ボーイズ・オン・ザ・ラン DVD-BOX
らんま1/2 [DVD]
17(通常盤・初回プレス仕様)(DVD付) TOKIO
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