カラマーゾフの兄弟 (第2話・1/19) 感想
フジテレビ系ドラマ『カラマーゾフの兄弟』(公式)の第2話『次男・勲 侵された魂』の感想。
なお、原作である文豪フョードル・ドストエフスキーの長編小説はだいぶ前に既読。
今週も面白かった…
父親のダメっぷりや刑事のえげつない取り調べなど、文豪の有名大作が原作とは思えない通俗なメロドラマっぽい作りが今週もちゃんと踏襲されており面白かった。しかし、この進行度合いで時間が足りるのか他人事ながら心配だ…
最終回までに間に合うのか?
原作既読の私は良しとして、未読の視聴者には、暴君である文蔵(吉田鋼太郎)が殺されて犯人探しのあとに何かあるのかわかりにくいと思う。
その原因が俳優陣の魅力で何とか留まっているような引き伸ばしだ。確かに音楽も相まって、原作の世界観に負けず劣らずのかなり独特な世界観を創り出していると思うが、やはり間に合うのだろうか…
この脚本・演出だと、今週は次男回で、来週は長男回、再来週が三男回と言う風に何となく先が見えてしまう。これが原作本を読んでいる時の時間の感じ方と異なるので、やはりこの位に有名な大作(に限りませんが)をドラマ化する時は時間配分はとても重要だと思います。別に無意味に見せ場を作ってくれとはいませんが…
【これまでの感想】
第1話
カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫) [文庫]
カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫) [文庫]
カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫) [文庫]
カラマーゾフの兄弟―まんがで読破 [文庫]
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