●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。
●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。

【書評】子供の名前が危ない (ベスト新書) 牧野 恭仁雄(著)

子供の名前が危ない

【私的評価】★★★★


【私的評価基準】(書籍用)
★★★★★  傑作!是非とも本棚に並べたい一冊。
★★★★  秀作!私が太鼓判を押せる一冊。
★★★☆☆  まぁまぁ。お小遣いに余裕があれば買っても良い。
★★☆☆☆  好き嫌いの分岐点。図書館で十分。
☆☆☆☆  他の時間とお金の有意義な使い方を模索すべし。

細かく準備される「先回り社会」が珍奇ネームを生み出す

これだけ世の中に珍奇ネームが増える理由を知りたくて手にしたのがこの書。命名研究家と称する著者が、それが流行を超えた社会現象だと教えてくれた。

本書によれば、現代のようにできるだけ先回りして、レールを敷き、マニュアルを作り、メニュー(選択肢)を作成して、リスクを避けようとする社会では、自分の存在を実感しにくい社会となり、空虚感を感じる人間が増え、その穴を埋めるように「自分にしか出来ないことをしてみたい」と言う欲求が溜め込まれ、親が子に珍奇ネームを付けると言う。また、珍奇ネームを付ける親の共通点として、周囲の人の目を執拗に気にし、周囲に逆らうのが苦手志向があると言う。

確かに珍奇ネームには、親が子に願いや祈りを託すような思い入れや無償の愛を感じられないものが多い。それらがただ漠然とした目立ちたがり屋的発想だとすれば、やはり「先回り社会」が生み出していると言えると思う…

冷静で且つ熱い語り口が良い…

本書は安っぽい流行や若者批判でない。「なぜ最近の親は珍奇ネームをつけるのか?」を著者自身への命名相談などの経験をもとに、冷静に分析していく。

いつの世も名づけには世相が反映すると言う。戦争、景気、流行など時代時代の状況が日本人の心の変化と共に子供の名前をどう変えていったのか語られる。そして最近おかしな名前の子供が増えている理由を鋭く論じていく。

また、単純に“親バカ”“バカ親”と結論づけず、そう言う親たちに触れながら著者なりの名づけを通しての自分の意識改革へ持っていくのも悪くない。


いくつか論理的に大雑把な部分はありますが、概ね納得しながらサラリと読める良書だと思います。また、最後の章に『正しい名づけの方法』があり、著者なりの名づけの提案がされているのも面白いと思います。

また、米国での珍奇ネームを付けられた人の犯罪傾向が書かれていると本書中で紹介されいる『ヤバい経済学』を現在読書中。追って感想を書いてみようと思います。

     

子供の名前が危ない (ベスト新書) [新書]
決定版 幸せをつかむ!女の子の名前―100万例の名前候補から厳選した5万例!名づけの第一人者が、最高の名前をアドバイス! (主婦の友新実用BOOKS) [大型本]
決定版 まっすぐ育つ!男の子の名前―100万例の名前候補から厳選した5万例!名づけの第一人者が、最高の名前をアドバイス! (主婦の友新実用BOOKS) [大型本]
ヤバい経済学 [増補改訂版] [単行本]


ブログランキング・にほんブログ村へ blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング
あとで読む


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/4159/

関連記事
スポンサーサイト



トラックバック

コメント

コメントを残す

Secret

※なお、送られたコメントはブログ管理人が承認するまで公開されません。
※また、当blogの「コメント,トラックバック&リンク・ポリシー」に基づき、管理人が不適切、不適当、不愉快と感じたコメントは非公開、または予告無く削除します。

楽天市場PR

TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

最新記事

PR


カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR