TBSテレビ系ドラマ『とんび』(公式)の第1話『~昭和を生きた家族の愛と命の感動物語~どうしようもない男がどうしようもなく妻と息子を愛した30年間…全ての父親に捧ぐ-』の感想。なお、重松清氏による原作小説は未読、2012年NHKで放送されたテレビ版は鑑賞済み。
NHK版と比較するつもりはないが、つい比較してしまう…
『2013年1月期の冬ドラマの期待度』で“第1話くらいチラ見するかもしれない…”の5本の内の1本。比較する意味は無いのは百も承知だが、流石に昨年正月にNHKで放送(全2話で約2時間半)されたばかりだから、同原作ドラマとしては企画自体も比べてしまう…
となると、まず第1話の前半の幸せの絶頂期と後半の父子家庭の始まり期のギャップが大き過ぎて、些か面を食らってしまった。決して全体の雰囲気は悪いと思わないが、初回2時間スペシャルにする必要は無かったような。と言うより、この2時間を上手く再構成して1話完結でも良かったかもなんて…
第1話を観る限り、市川美佐子を演じた常盤貴子さんと6歳の市川旭を演じた荒川槙クンの昭和パートの出来が良過ぎて、現代パートの存在感が薄くなってしまいましたね。でも、NHK版の時に感じた若干の駆け足っぷりは、今回のTBS版は連ドラになったことでじっくり描けるわけで、その辺は期待したいです。
いずれにせよ、今回はこの先、どう昭和パートと現代パートをうまく交錯させて魅せれるかがポイントになると思います。その辺はドラマ『JIN-仁-』関係者が多いから大丈夫だと思います。私は不得手な脚本と演出なんですが…
【追記 2013-01-15 13:35】
子役は3歳児の五十嵐陽向くんだそうです。
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