相棒 season11 (第11話 元旦SP・1/1) 感想
テレビ朝日系ドラマ『相棒 season11』(公式)の第11話 元旦SP『アリス』の感想。
好みの問題…
悪くは無いと思うし、面白味もあったと思う。ただ、好みの問題として、冒頭からゲスト登場人物たちの(台詞を)喋らされているような違和感と、台詞三昧でストーリーを進めていく(台)本読み大会みたいな展開はあまり好きではない…
「元刑事・杉下右京の事件簿~Xファイル風」なら…
イントロの作り物っぽさや解決編部分が何となく“いい話”で終わったため、「よもや脚本は?」と思ったら、太田愛氏だった。過去の彼女の作品なら、『相棒』を『杉下右京の事件簿』にしないために、あれこれ工夫をしてきたのに…
ここまで時空を超えて?謎解きするなら、いっそ杉下右京(水谷豊)が警察退職後で元の仲間と推理するなら、すっきりと納得できたと思うが。それよりも、やはりここまで甲斐享(成宮寛貴)が埋没してしまうと、残念と言うしか…
個人的には、『相棒』は刑事ドラマですから、このようなXファイルやコナン風の謎解きよりも、(不謹慎かもしれませんが)謎の連続狂気殺人事件が起こったり、テロのような大量殺害予告があるとか、その類のハラハラドキドキ感でエンターテインメントを作り込んだスペシャルが良かったです。(そうなると劇場版の立場がありませんけれど)
でも、逆に捉えると、財宝やら暗号やら一族なんちゃらと妙な刑事ドラマでしたが、レギュラー総出演で警察庁誕生秘話を絡めて歴史ミステリー風に魅せたのは、正月SPとしては斬新で面白かったとも言えます。今後は、官房長的なもっと政治的パワーの強力なキャラクターが登場すると面白味が増すかもしれません…
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話
相棒オフィシャルガイドブックvol.3 (NIKKO MOOK) [ムック]
相棒season11 オリジナルサウンドトラック (初回生産限定) (2枚組ALBUM)
杉下右京の冒険 [単行本] 碇 卯人 (著)
相棒 season 10 ブルーレイBOX (6枚組) [Blu-ray]
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