イロドリヒムラ (第8話・12/3) 感想
TBS系ドラマ『イロドリヒムラ』(公式)の第8話『才能がない』の感想。
なお、面白いと思ったり出演者のファンは読むと不愉快になるかも?ご了承を…
好みの問題として…
そもそも好みの問題として、犬童一心監督作品とはこの5年ほど波長が合わない。最新作の『のぼうの城(2012)』を始め、『グーグーだって猫である(2008)』も『ゼロの焦点(2009)』も好きな俳優さんが出演しており、こちらのハードルが高く設定されているせいもあろうが、配役頼みの自己満足的演出が目立って、主題が見え難かった。正に今回もそう。ただ大音量の音楽だけが心に残る…
わざわざ本企画で“ありがちなバンド解散話”を描くなら…
お話は至って“ありがちなバンド解散話”だから、バンドとその周辺を描くのは当然だが、如何せん描く世界観が小さいと言うか表面的。“解散”の裏には人生なり生き様なりがあるわけで、その辺の描写は大雑把。お蔭で、“バンドの解散”と“男女の別れ”がシンクロせずチグハグなまま終了。良く言えば「自主映画っぽい」が、「自主映画のまま」ってとも言える…
相変わらず今回のヒロイン役の市川実和子さんは、こう言う役が上手いですね。日村さんもギター演奏を活かした役で悪くなかったです。でも、脚本と演出に捻りが無かった。本作の企画意図を考えれば、前回のような斬新な作品を観たかったです。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
バナナマン傑作選ライブ DVD-BOX Punch Kick Chop
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