毒<ポイズン> (第9話 ・11/29) 感想
日テレ系ドラマ『毒<ポイズン>』(公式)の第9話『フリーターが暴力夫を殺すとき』『(ラテ欄)急展開!ついに謎の男の正体が暴かれる!純愛と涙の完全犯罪』の感想。なお、赤川次郎氏による原作小説は未読。
「松井VS直美」になるなら…
Wikiによれば本作は全13話で、今回含めて残りが5話もある。予告編を見てもどうやら残りのお話は「松井VS直美」に向かいそう。ならば、もう少し直美(臼田あさ美)の過去、と言うより直美の16年前に亡くなった刑事である父親・雄二を描いた方が良いのではないだろうか。
そこを妙に隠しながら進んでも、本作の面白味は「絶対に証拠が残らない毒薬で完全犯罪が出来るか?」であって、「松井は何者か?」「直美の父の死の真相は?」ではないと思う…
悪くは無いから、引き延ばさないで欲しい…
毎回、毒薬に惑わされる犯罪者たちを上手く描いていると思う。その犯行(犯罪)がパターン化してしまうより、「松井VS直美」に視点を変えるのは悪くない。ただ、今回の前後編にしても引き伸ばし感が否めない。そのためにも直美の描き方を工夫して毒薬の謎を描き切って欲しい。
脚本、演出、演技の何れもが今一つ盛り上がりに欠けている印象です。深夜枠なので、全体的にもっと弾けたドラマにして欲しいなと思います。次回は、演技派の渡辺いっけいさんがブラック化するようなので期待したいと思います。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
毒 POISON ポイズン (集英社文庫) 赤川 次郎 (著)
三毛猫ホームズの推理 [Blu-ray] 赤川次郎原作
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