相棒 season11 (第7話・11/28) 感想
テレビ朝日系ドラマ『相棒 season11』(公式)の第7話『幽霊屋敷』の感想。
夕方の再放送の続編になってた?
実は、偶然に本編放送日の夕方『相棒セレクション』として、『season2』の第13話『神隠し』(2004年1月21日放送)の再放送を観たばかりだった。
これが今回も劇中にインサートされたホームレス・吉田一郎(松尾貴史)初登場の回。教会の神父・長谷川均を演じた細川俊之さんの神秘的な存在感と松尾さんの怪しさで魅せる、私が好きなエピソードの一つ。
脚本は輿水泰弘氏。そして、今回の脚本は櫻井武晴氏。“一郎くん”の登場は、『相棒』ファンとしては大きな面白ネタの一つになるし、過去に2回以上登場するゲストは数名いる。しかし、今回は吉田一郎が必要だったかどうかはとても微妙だが…
いろいろ考えすぎだったかも?
今回は終始色温度を変えた映像で目が疲れたが、それ以上にコントやホラー風な台詞や演出が散りばめられ、右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)の“新コンビの魅せ方”も見せてきた、ある意味“異色”な回だった。
お話も『幽霊屋敷』を中心に、空き家に潜んだ子供たち、屋敷の持ち主一家、殺人犯のホームレスと3つの事件が並行扱いで、少々捻りすぎた部分も無くは無いが、それほどに不幸な結末でも無いし、ひょうきんな右京が観れたりでまあ詰め込んだ割に…って感じ。
むしろ、半ば無理矢理に吉田を絡めようとした部分が無ければ、もっとストンと落ちたお話で終わったような。なぜ吉田一郎を再登場させたのだろう?
個人的には、もっと享の人となりを描いてから、享と右京さんとのコント風な小ネタに走って欲しかったですね。逆にこの類の描写を重ねて享のキャラクターを作り上げていく作戦とも言えなくもないですが。
まっ、真冬の幽霊話で息抜きしたと思えば悪くなかったと思います。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
FLIX (フリックス) 2012年 12月号 [雑誌] ★COVER★水谷豊&成宮寛貴
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