イロドリヒムラ (第7話・11/26) 感想
TBS系ドラマ『イロドリヒムラ』(公式)の第7話『張込み』の感想。
映画「張込み」「駅 STATION」風の導入に期待が高まった!
モノクロのスクイーズされた古い日本映画調で始まった今回。ひなびた温泉の旅館の二階で刑事二人が対象の女の単調な日常を張込むと言うくだりは、正に野村芳太郎監督の映画『張込み』へのオマージュだろう。
また、居酒屋の女将・桐子(今回の坂井真紀さんの役名も同じ)と三上刑事(今回の日村勇紀さんの役名も同じ)の話は、高倉健主演・降旗康男監督の映画『駅 STATION』へのオマージュに違いない。カット割りや音楽、画像処理など結構手が込んだ仕上がりになっていて冒頭から楽しめる予感。
その上、日村さんのカツラだけが如何にもコント風で、どんな話になるのか面白そうな“つかみ”。この類の期待の高まりは今シリーズ初だと思う…
満足…
まさかベテラン刑事が除霊刑事になるとは思わなかった。また、映像的な面白さに比べると、お話は意外とシンプルで笑いも無かったが、その分、ちょっとした短編映画を観たような満足感が得られた。まっ、あくまで私好みの作風ってことだろうが…
エンディングのメイキング映像で坂井さんが「時々健さんに見えました」とおっしゃってましたが、まさにそんな感じでした。最初のヅラの日村さんからの変貌ぶりの面白さこそ本作らしいと思いました。次回作に期待します。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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