相棒 season11 (第4話・10/31) 感想
テレビ朝日系ドラマ『相棒 season11』(公式)の第4話『バーター』の感想。
リニューアル感の魅せ方…
謎解きの面白さを最優先したい視聴者には、既視感が強い“天下り”や“労組”ネタだし、これと言った捻りも無かったため、少々食傷気味の回だったと思う。
しかし、私はスタッフ、特に脚本家や演出家の『season11』へのリニューアル感を如何に魅せるかを最優先した回に見え、それなりに楽しめた。
結局は、好みの問題だが…
要は、ベタな話にして視聴者の楽しむポイントを変えようと言う作戦。更なる新キャラクター紹介と、レギュラー陣との馴染み始める様子を最優先に描き、一時も早く『新相棒』への違和感を払拭させたいのだろう。
但し、作戦遂行しても、甲斐享(成宮寛貴)や甲斐峯秋(石坂浩二)への期待や好みの違いで、作戦の結果は作り手の思い通りにはならないが…
面白かった。あとは悦子の使い勝手か?
今までと違った小ネタの笑えるポイントが幾つかあったり、次回以降に繋がる伏線を張ったり、個人的には意外と『新相棒』としての面白味を感じた。
ただ、気になったのが笛吹悦子(真飛聖)の役回り。“享の恋人”“半同棲”“キャビンアテンダント”と言う三つも箍(たが)を抱え、些か使い勝手が悪いような。今回は上手く活用できたが、そう毎回上手くいくかどうか心配…
甲斐パパのクロさもさることながら、潮弘道(石丸謙二郎)を一度で退場させるのは勿体無い。「お前ら下級警官」と皮肉たっぷり言いあの笑顔は、あの官房長亡き今は貴重な感じがします。
私にとっては予想以上に悪くない『season11』の次回に期待します。
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