ゴーイング マイ ホーム (第3話・10/30) 感想
フジテレビ系ドラマ『ゴーイング マイ ホーム』(公式)の第3話『良多、母には言えぬ父の秘密を知る』の感想。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
悪くないけど、良くも無い…
火曜9時台は第1話で早々リタイアした私が、第3話まで観ているには理由がある。それは、悪くないけど良くも無いからだ。非日常に事件の連続、テンポが良くてメリハリのあるドラマが大好物な私にとっては、相当に物足りない。
しかし、日本的な情緒や感情の描写については、雰囲気重視と言う点で興味深い。特に、吉行和子さんや西田敏行さんが醸し出すムードは、代え難い魅力もある。だから今週も様子見なのだ…
連ドラは、映画やCMと違う魅せ方をして欲しい…
お金を払って観る映画や商品買わせるためのCMと、連続テレビドラマは違うと思う。その映像に対して映画の観客はかなり能動的だし、逆にCMはかなり受け身的、そしてドラマはその中間に位置すると思う。
だからこそ、普段は映画やCMを手掛けている是枝裕和氏には、違ったアプローチを期待した。しかし、開けてみればテンポはいつもの映画のまま、画づくりはCM的なきれいでお行儀の良いカットばかり。「是枝流の連ドラはこれで良いのか?」、そう聞いてみたい…
ホームドラマなのに、お母さんは何やってんの?
タイトルに“マイホーム”とあるように、本作はホームドラマだと思う。確かにいろんな家族模様が描かれている。ただ、一つ気になるのが沙江(山口智子)の存在。
夫である良多(阿部寛)や娘の萌江(蒔田彩珠)は、ほんわか父子関係を描写している部分が多いと思うが、ほぼ完全にお母さん不在状態なのが解せない。いやそれ以前に、今のところお話をブツ切りにしているだけに思えてしまう。
この先に仕掛けがあるなら、ぼちぼち隠さず見せた方が良い…
「ならば、観るなよ」との声が聞こえてきますが、ある一人以外は私が好きな俳優さんばかりなので、そう簡単にリタイアできません。まさに「Trick or Treat」。是枝監督、お菓子をくれなきゃ、リタイアするぞ。
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