悪夢ちゃん (第3話・10/27) 感想
日本テレビ系ドラマ『悪夢ちゃん』(公式)の第3話『クリー夢』『(ラテ欄)学校狙う透明人間!?腹黒教師が衝撃変身』の感想。原案の恩田陸氏の小説『夢違』は未読。
今週も正常進化し、更に面白くなってる!
正直言うと先週まであまり面白味を感じなかった本作。しかし先週良くなった「“夢と現実”の映像的な描き分け」に加え、今週の良かった二点。「主役が武戸井彩未(北川景子)であることの明確化」と「中心が武戸先生、問題を起こすのは生徒たちと書き分け」た点。
演技力も(良い意味で)全員平均的だし、CG含めた演出もかなりシュールな面白さが散りばめられ、何より武戸先生が徐々に“悪夢”への対応に変化が起きているのが悪くない。お蔭で『怪物くん』とも『妖怪人間ベム』とは違う公式サイトにもある「痛快なSF学園ファンタジー」に近づいているように思う。こりゃ、ホントに三匹目のドジョウはいるかも?
女優・北川景子の当たり役になるかも?
北川景子さんが演じる『武戸井彩未』の設定が興味深い。表面的には生徒思いで明るい部分と、人間を使用しない腹黒い部分を持つ二面性を持ちながら、“真面目”と言う性格から嫌々ながらどんどん問題に巻き込まれて行くのが、興味深い。
そして、その奇異な小学校教師を北川景子さん上手く演じていると思う。これまでは共演者人気に依存していた役柄が多かったように思う北川さんだが、本作の『武戸井彩未』はかなりいい感じ。意外と彼女の当たり役になると良いなと思う…
面白かったですが終わってみれば、「全編悪夢のシーンだったのでは?」と言う疑問は残ります。
お話も演出もその“悪夢”を面白おかしく描くのに注視しすぎて、武戸先生は良しとしても“悪魔ちゃん”自身の存在感が薄いのが気になりました。でも、意外と掘り出し物的な面白いドラマだと思います。
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