悪夢ちゃん (第2話・10/20) 感想
日本テレビ系ドラマ『悪夢ちゃん』(公式)の第2話『チー夢』『(ラテ欄)姉弟の絆裂く悪魔!夢で救え!涙の教室』の感想。原案の恩田陸氏の小説『夢違』は未読。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
前回より(面白かどうかは別にして)良くなった!
前回の感想で、“今後俳優とキャラが馴染んできて、“夢と現実”や“シリアスとコメディ”に演出的な差別化がきちんと出来てくれば、面白いと言うより楽しくなりそう”と書いた。
今回の大きな前進は、“夢と現実”の映像的な描き分けが出来たお蔭で観易くなったこと。ついでに映像的にもきれいで観易いのも悪くない。お蔭で、『怪物くん』とも『妖怪人間ベム』とも違った異次元を行ったり来たりするみたいなタイムスリップ風な面白さは表現されてきたと思う。
北川さんが良い。あとは子役たちに期待したい!
ただ、肝心な懸案事項である“俳優とキャラの馴染み”と言う点で、まだ子役たちがこの台詞のテンポの良さに慣れていないから、少々ギクシャク進んだ感じが否めない。しかし、これは今後馴染んでくると期待したい。
そして、“シリアスとコメディ”の部分については、主役の北川景子さんが相当にがんばってると思う。表裏のある腹黒教師を上手く演じてると思います。あとは今は謎めいた状態のキャラクターが動き出せば、より面白くなりそう…
まずドラマには関係ないですが、野球で、しかも中途半端に15分延長するなって日テレに言いたいです。
そして、ドラマについてですが、どうも予定調和と言うか捻りを感じないので、個人的にはベタ過ぎて、世間の話題性以上に面白さを感じていない状態です。ただ、最近はマシな大人の会話を書ける脚本家がいませんから、こういう奇抜なシチュエーションのドラマで無いと面白ドラマは出来ない時代かもしれません。そうなると日テレの三匹目のドジョウの野望は大当たりするかもしれません。
【これまでの感想】
第1話
謎解きはディナーのあとで BD-BOX [Blu-ray]
終戦記念スペシャルドラマ この世界の片隅に [DVD]
サラバ、愛しき悲しみたちよ(初回限定盤)(DVD付) ももいろクローバーZ | 形式: CD
夢違 [単行本] 恩田 陸 (著)
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