相棒 season11 (第2話・10/17) 感想
テレビ朝日系ドラマ『相棒 season11』(公式)の第2話『オークション』の感想。
肝心の事件は、今週も今一つ…
単純に事件なりお話だけみれば、全体的にサスペンス劇場みたいだし、まさか一番怪しくない人物が犯人と言う有り勝ちなお話だし、そもそも犯行動機が弱いから、どうしても面白みに欠けた。最後のどんでん返しは悪くなかったが…
二人のキャラクターの違いをきちんと描く…
ただ、新相棒登場のレギュラー第1回目となると話は違う。捜一を味方につけそうな絡み方や、杉下右京(水谷豊)に甲斐享(成宮寛貴)が推理を披露する辺りは初々しくて悪くなかった。
そして、第1話同様に事件の面白さよりも、まずは引っ越しの挨拶よろしく右京と享の二人のキャラクターの違いをきちんと描く脚本と演出なのは正しい選択だと思う。
今seasonは良い方向に進みつつあると思う…
とにかく、二人の相棒が、(物理的にと言う意味ではなく)常に同時に一つの事件に平均的に関わり捜査していると言う描写、それこそが『相棒』の面白さだと思う。主従関係でも対立関係でも無い、正に「相棒同士」が一番なのだ。それが戻ってきただけでも今seasonは良い方向に進みつつあると思う…
事件の面白さも大切ですが、やはり『相棒』ファンとしては、今後右京さんと享がどのように個性を発揮して相乗効果を生み出すのか、そちらに期待してしまいます。
その意味では、少々青臭い享に少々ものんびりしていられない右京と言う年齢差のある男同士の見栄の張り合いみたいな滑稽さがあっても悪くないかなと思います。次週に期待します。
【これまでの感想】
第1話
杉下右京の冒険 [単行本] 碇 卯人 (著)
相棒 season 10 ブルーレイBOX (6枚組) [Blu-ray]
相棒 season 10 DVD-BOXI (6枚組)
相棒 season 10 DVD-BOXII (6枚組)
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