身近な公園にあった基準値を超える放射線量と除染作業@萱田地区公園(千葉県八千代市)
ある日突然、公園に「除染作業準備中」の看板が…
二か月に一度定期検診に行く病院の近くにあるのが、千葉県八千代市にある「萱田地区公園」。私がたまに散歩する場所でもある。そこに今年の6月中旬(正確には14日)から、『除染作業準備中』の看板とロープの仕切りが設けられた。
今年6月まで子供や家族が何も知らず遊んでいた場所…
この場所は広い公園内の『多目的広場』と所で、6月以前まで子供のサッカーチームの練習や親子連れのボール遊びの格好のスペースだった。もちろん、何も知らずにみんな利用していた…。そして、池を見渡す場所も対象だった…
1年3か月、八千代市は何をやっていたのか?
八千代市在住の市議・橋本じゅん氏のブログ『八千代市内の9公園で基準値を超える放射線量 >> ハッシー日記』(リンク)にもあるが、3/11以降の一年三か月の間、八千代市は何をやっていたのかと思う。
箱モノ行政依存より、やることがあると思う…
確かに市のホームページにチラホラと情報開示されているが、すべてPDFファイルをアップしただけで、一目瞭然の情報化など全くするつもりもない様子。地元では箱モノ行政で有名な八千代市だが、こういう対策を見てもお里が知れると言うものだ。とにかく10/5には除染作業が終わるから、その後の状況を見に行こうと思う。
大きな地図で見る
関東以外の方はご存じで無いと思いますが、所謂「放射能のホットスポットの多発地帯」と話題になったのが、千葉県柏市と我孫子市。八千代市はそこから車で約1時間位南に下ったところです。
写真を撮った日も、すぐ隣の遊具で子供たちが遊んでいました。過剰に怖がる必要はないと思いますが、無防備で生活してよいとも思いません。せめて市は様々な情報発信の方法で、正しい情報を広く伝えるべきだと思います。
放射能除染の原理とマニュアル [単行本] 山田國廣 (著)
除染食品のすべて―子どもを放射能から守る [単行本] 八並 一寿 (著)
子どもたちを放射能から守るために [単行本] 菅谷昭 (著)
自分と子どもを放射能から守るには(日本語版特別編集) [単行本] ウラジーミル・バベンコ (著)
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