リッチマン、プアウーマン (第11話 最終回・9/17) 感想
フジ系ドラマ『リッチマン、プアウーマン』(公式)の最終回『最終回・君のもとへ…二人の未来』の感想。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
伏線回収が駆け足で薄味。でも意外にきれいにまとまった!
予定調和で大きな捻りの無い最終回だったが悪くないと思う。前回との合わせ技で伏線回収に躍起になりすぎて、全体が駆け足気味で薄味になったのは残念だが。しかし、「日向徹成長物語」に絞り込んできたのは正しいと思う。
でも、『月9』だからベタで良いし、既視感ありありなエンディングも、それなりに辻褄が合って収まればそれで良いと思う。なぜなら、そんな最低限のこともできないドラマが多いのだから…
真琴との恋愛による日向の成長物語…
ただ、ラスト2話の恋バナへの急展開の違和感を考えると、『月9』なのだから、企業パート含めてあれこれ欲張らずに、当初から「真琴との恋愛による日向の成長物語」にしておけば良かったと思う。
そうすれば、真琴(石原さとみ)が徐々に面倒な女に変化したのもせずに済んだかもしれない。ハッキリ「好きだ」と言わない日向(小栗旬)も良くないが…
最も良かったのは、最終回を延長戦にしなかったこと。もっとあれこれのその後を観たい視聴者は多いと思いますが、話の詰め込み過ぎは、結果的にほぼ確実に散漫になるから、「もう少し」と言う位が丁度良い。とは言え、最近の『月9』の低調ぶりを考えると、かなり良かったと思います。面白かったかどうかは別にして…
個人的には、最後まで真琴の性格が好きになれなかったのが残念。それに真琴を演じた石原さとみさん。いい雰囲気を出していたのは確かなんですが、能天気な役だと決まって甲高い声でドタバタする演技はそろそろ卒業しても良いかなと。シリアスな役だと低目の声できちんと演技できるのに。まっ、作り手が石原さんのそう言うアイコンを要求するんでしょうが。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話
リッチマン、プアウーマン [単行本] 安達 奈緒子 (脚本) (著), 木俣 冬 (ノベライズ) (著))
仮)7月クールフジテレビ系月9ドラマ 「リッチマン、プアウーマン」 オリジナルサウンドトラック
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