GTO (第10話・9/4) 感想
フジ系ドラマ『GTO』(公式)の第10話『新校長の陰謀学苑と生徒を守れ!』の感想。なお、原作の藤沢とおる氏の漫画『GTO』は未読、反町隆史主演ドラマ『GTO(1998年)』と映画版『GTO(1999年)』は視聴済み。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
「ダチ」のバーゲンセールの割に…
これだけ「ダチ」のバーゲンセールをしてあれこれ詰め込んだ割に、ダチ問題は浅野麻由子(石井杏奈)がヒスを起こして終了。結局、鬼塚英吉(AKIRA)が学園に戻ってきただけ。
あれだけ初回から引っ張ってきた神崎麗美(本田翼)と相沢雅(川口春奈)もほぼ蚊帳の外。菊地善人(高田翔)ももう一盛り上がりあるかと思いきや大門校長(西田尚美)とのネタばらしで終了。
どうも第7話あたりから教師と生徒の学園ドラマから、鬼塚物語に変わりつつあるようで残念…
詰め込み過ぎなのは、大人の事情が原因なのか?
最終回を目前にあれこれ詰め込んできたなと言う印象が強い。
思えば、AKIRAさんの出演も急きょ決まった割に、劇団EXILEから4名が出演(公式情報)し、草野忠明役の鈴木伸之さんは今回のほぼ主役を獲得。
要するに、各芸能事務所のゴリ押し(捻じ込み)とそれを良しとする制作側の大人の事情で、脚本がゆがめられているのかもしれない。もちろん、脚本家たちの技量の問題もあろうが…
鬼塚が言うべき台詞を唐突に弾間龍二(城田優)が言ったり、ハイテク校長室と思いきや安っぽい合成と、何となく全体のバランスが良くないと思います。ただ、鬼塚のハチャメチャな行動が表現されたのは、救いと言うか悪くなかったです。
最後までファブリーズとソニー損保のCMイメージが離れなかった中で、田山涼成さんと城田優さんの演技と存在感が冴えました。それとすぎちゃんがチラッと登場しました。次週の最終回には出演されないそうで、早く治ると良いなと思います。
最終回は、22:00~23:09の拡大版です。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
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