ボーイズ・オン・ザ・ラン (第7話・8/24) 感想
テレ朝系ドラマ『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(公式)の第7話『帰ってきた男』『(ラテ欄)離婚の条件100万円旦那には負けないッ』の感想。なお、原作の花沢健吾氏の漫画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』は未読、映画版(2010年)も未見。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
脚本の「柱」とは…
脚本を書く上で「柱」と言うのがある。脚本は「台詞」「ト書き」「柱」から成り、「柱」は場面転換やシーン変化を表す時に書く。従ってドラマが動いて行く上でのテンポや流れを作るためにとても重要な要素。なぜなら、どんなシチュエーションで誰にその台詞をどう言わせるかで、当然印象って違うのだから…
「柱」の立て方が今一つだから…
で、今回は、「病院」「ジム」「修(浦上晟周)の家」など同じ場面が何度も登場する。それ自体は必然性があれば、何度繰り返して登場したって悪くない。しかし、今回のように如何にも時間伸ばしやシーンの意味不明な分割にしか思えない柱の立て方をされると、折角の面白い話も焦点がぼやけて乱雑に見えてしまう。その辺は、編集で何とかなる思うのだが…
視聴率アップのために出来ることは、ほぼやり尽くした感がありますから、今後は固定客を放さない方向に労力を使うべきでしょうね。それなのに冒頭で6分以上もあらすじを流したり、結局話は何も進まなかったりと、どうも残念でなりません。お話も俳優さんたちも悪くないと思うので、あとは脚本の各エピソードの強化と演出の工夫だと思います。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
ボーイズ・オン・ザ・ラン 全10巻完結セット (ビッグコミックス) [コミック] 花沢 健吾 (著)
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