ボーイズ・オン・ザ・ラン (第6話・8/17) 感想
テレ朝系ドラマ『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(公式)の第6話『悪い女』『(ラテ欄)私より幸せはありえない…悪い女、襲来』の感想。なお、原作の花沢健吾氏の漫画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』は未読、映画版(2010年)も未見。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
完全なる悪玉として再登場…
まさか第2章で一時退場したちはる(南明奈)が、突然に完全なる悪玉として再登場するとは思わなかった。深夜枠とは言え地上波ドラマだから、ちはるを中心とした三角関係に「勧善懲悪」の構造を持ち込んだ解り易い設定の方が、受け入れられやすいと言う制作陣の判断なのだろうか。
微妙な善悪のバランスの壊れっぷりこそ…
原作は別にして、本作の魅力は主人公のダメっぷりも当然だが、登場人物たちの微妙な善悪のバランスの壊れっぷりであり、それが実は妙なリアリティーの原動力だと思っている。その意味で、ちはるがしっかりと悪役として描かれてしまうと、謎めいた雰囲気も無いし魅力も半減してしまうと思う。性格が悪いのを隠さず敵意をむき出しにする性格の悪い女程度の方が良かったような…
もっと田西の感情表現を…
全体的に登場人物の感情の描写が中途半端で、全体が間延びして引き伸ばし感が強いなと思ったら、今回の演出が第2と3話の唐木希浩氏であっさり納得。せめてもう少しテンポ良く、更に、今回は受け身が多かった田西(丸山隆平)の感情を丁寧に描いてもらえれば楽しめたのに…
もっと丸山さんの見せ場を作っても良いと思います。今回なんてほぼ新しい状況(事情)説明だけで、面白味を感じにくかった。やはり主人公の見せ場をきちんと作った上での脇役キャラの存在意義があると思うので…
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