「東野圭吾ミステリーズ」に原作者もお怒りのようで…
“フジ一押しの東野圭吾ドラマが、低視聴率&原作者からの猛抗議で袋叩きに!?”
http://news.livedoor.com/article/detail/6860078/
「ところが東野氏が実際に放送を見て、『自分の名前をタイトルに使ってほしくない』と、フジ側に抗議しているというんです。『放送時間内に話を無理やり詰め込んでいるから内容も薄く、原作と比べても出来が非常に良くない』と周囲にも話しているようですね。今後は、続編はおろか、同枠で東野氏の原作ドラマを放送させることも難しくなるかも知れません」(テレビ局関係者)※記事無断抜粋
東野東吾氏の“まとも”さ…
記事の信ぴょう性は明らかでないが、これが事実に近いなら、偉そうに言わせてもらえば、「東野東吾氏も“まとも”」と言うことになる。原作未読で無比較の私と「放送時間内に話を無理やり詰め込んでいるから内容も薄く…」と言う原作者が同一の感想を持つのは、不思議と言うかやはり私も“まとも”と言うことか。
原作者のフジテレビへの嫌悪感…
東野氏がフジテレビに嫌悪感を示すのはよーく理解できる。今回のドラマ化が所謂「原作 レ イ プ」と言う「原作崩壊」「原作泥棒」「劣化版」とも呼ばれる改変・改悪にしか思えない二次創作に近いからだと思う。普通は、熱烈なファンが怒るのだが、原作者が怒るとなると話は少々複雑だろうが。
原作者の悩みは尽きない…
基本的な原因は大きく二つあると思う。一つは、プロデューサーを始め制作部が「とりあえず話題になればいい」的なスポンサーや芸能事務所任せの二番煎じ以上の既視感アリアリの企画しか出せないこと。もう一つは、才能の無い人間がやっつけ仕事で脚本を書いたり、素人受けしそうな安直な演出しかしないこと。これを止めない限り、原作者の悩みは尽きないと思う。
だから、私がいつも言うのは、「プロならオリジナルを創れ!」と。原作や前作に頼らず、例え設定こそお借りしても、それ以外は完全オリジナルにすれば、比較されることなく単純に作品を評価されるのです。それと、目先のお金目当てか知名度アップ目的か知りませんが、原作者も安易に使用許諾を出さないなどしないと続くでしょうね。
ちなみに、滅多に原作を読まない私ですが、広末涼子版の映画『秘密』を劇場で見て、東野氏の原作を後追い読破しましたが、映画とは違った原作の世界観の素晴らしさを感じました。その後、志田未来と佐々木蔵之介版のテレビドラマを観ましたが、あれはダメでした。やはり原作と二次創作物は別物です。
犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫) [文庫] 東野 圭吾 (著)
あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12) [文庫] 東野 圭吾 (著)
秘密 (文春文庫) [文庫] 東野 圭吾 (著)
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