ビューティフルレイン (第7話・8/12) 感想
フジ系ドラマ『ビューティフルレイン』(公式)の第7話『二人で暮らせない!?辛い父の決断…』の感想。
演出家交代で見違えるような仕上がりに!
まず、冒頭の圭介(豊川悦司)と美雨(芦田愛菜)の父娘の描写に、これまで暗雲のように漂っていた“愛菜ちゃん頼み”が夏の青空のようにすっきりと晴れ、自然な父娘像を演出しているのにとても好感が持てた。
クレジットを見ると、これまで演出補だった八十島美也子氏の格上げ。女性目線が影響しているのかわからないが、全体的に鼻につくような“大人の事情”の臭さも感じさせないし、何より昭和の良き時代のホームドラマ風の温もりさえ感じた。こう言う演出のドラマが観たかったのだ。
脚本も交替したような。叱られたか心機一転したのか?
脚本家も交替したような仕上がりになった。これまでは愛菜ちゃんの泣きのシーンを作るのが第一目的だったために、とにかく父の病気はそっちのけで美雨の事件ばかり創り出して、お涙頂戴の繰り返しだった。
ところが、今回は圭介と美雨が病気を中心に協力し、きちんと父の手一つで育ててきた苦悩や幸せが描かれた。何も病気がテーマのドラマだからと言って、父が娘に病気を告白し、離れたりくっついたりを描けば良い訳で無いはず。この調子でもっと父と娘の愛の本質を描いて欲しい。
アカネ(中谷美紀)を始め脇役たちが上手く動き出したと思います。そして何より美雨役が「子役・愛菜ちゃん」から「女優・芦田愛菜」になってました。やはり人気は伊達じゃなかったです。他の子役たちとは一線を画してました。
劇中で美雨が「だからリハーサルには行きたくない」と言いますが、私は「もうリハーサルは観たくない」と言いたいです。残りの数話もこの路線でお願いします。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
本当の若年性アルツハイマー病―誤解だらけの難病を理解する最新知識 [単行本] 志村 秀樹 (著)
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