東野圭吾ミステリーズ (第5話・8/2) 感想
フジ系ドラマ『東野圭吾ミステリーズ』(公式)の第5話『甘いはずなのに』『(ラテ欄)甘いはずなのに~娘の死は他殺?トリックの鍵は二番目の妻』の感想。なお、原作の東野圭吾氏の小説は未読。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
「東野東吾いい話ーズ」なら納得しよう!
原作が“いい話”オチの短編なら、捻りも無いストーリ展開も納得できる。更に、『ビューティフルレイン』では単なる引き伸ばし効果の演出・小林義則氏の「何かありそう」「ミスリード?」「布石?」「これフェイク?」を漂わせる登場人物たちの心理描写も、今回はそれらで最後まで引っ張るしかないのも理解する…
「ミステリーズ」としては物足りない!
更に、場所と時間軸の移動がかなり激しい坂口理子氏の脚本も相まって、最後まで何とか引き伸ばし感を生むことなかった。しかし、確か本作は『東野東吾ミステリーズ』だったはず?いくら演出や脚本ががんばっても、あれだけの主役と脇役の俳優陣を揃えて“いい話”だと、やはり物足りない…
「ナビゲートパート」が勿体無い!
ここまで本編のミステリーが毎回期待ハズレだと、小出しにされている中井貴一さんの『ナビゲートパート』が勿体無いと言うか、「いっそまとめて見せてくれ」と思ってしまう。本編中のヒントを言うだけならまだしも…
いい人も犯人役も出来る俳優さんを揃えたのに、なぜこのお話を選んだのかが、私にとっての最大のミステリーでした。そして、次週は「ミステリー作家」が登場するそうで、ならば今度こそ本格ミステリーをお願いします。
犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫) [文庫] 東野 圭吾 (著)
あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12) [文庫] 東野 圭吾 (著)
怪しい人びと (光文社文庫) [文庫] 東野 圭吾 (著)
真実の行方 [DVD] リチャード・ギア (出演), エドワード・ノートン (出演), グレゴリー・ホブリット (監督)
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