ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日 (第4話・7/28) 感想
日テレ系ドラマ『ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日』(公式)の第4話『恋の季節!!娘のデートに潜入捜査開始!』の感想。なお、原作の佐藤智一氏の漫画『ゴーストママ捜査線』は未読。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
ベタなホームコメディに「ヤスコとケンジ」演出は合ってる!
構成、展開、セリフとここまで既視感ありありのベタなホームコメディの脚本なら、これまたドラマ『ヤスコとケンジ』そのままの睨み合いや怒鳴り合いで演出するのも悪くない。と言うか、演出家ならこの手で行くしかないと思う。もう少し脚本家は捻りとか工夫が出来ないものか。悪くないけど後に何も残らなすぎる…
主役がいなくても成立するお話では意味が無い!
面白かったかどうか別にして、「家族の絆・成長」のお話としては悪くなかった。ただ、最初に確認しておきたいのは、本作の主役は上原家の亡き母・蝶子(仲間由紀恵)だ。なのに、その蝶子は出ずっぱり喋りっ放しなだけ。(母への思いを語ってはいるが)家族たちは自身の力で成長したのでは?主役が展開や結末に影響を与えないドラマになるには、理由がある…
なぜ主役が「ゴースト」なのか?
初回からの企画・脚本への疑問として、なぜ蝶子が“ゴースト”なのか?と言うのがある。実はこれが本作の中途半端さの根源だと思っている。それも息子がメガネ通してだけ都合の良い“ゴースト”だけ見聞き出来てしまうと言う意味不明設定。前回までのように、とんぼ(君野夢真)が、蝶子の腹話呪術状態になるだけでは物語の数が出来ないなら…
「ゴーストママ」より「ゾンビママ」の方が良かったのでは?
いっそ、『ゾンビママ』の方が良かったと思っている。“ゾンビ”とは生きている人間に見える死人って意味で。せめて蝶子の思いが強い時だけでも、誰にでも蝶子の姿が見える設定の方が、蝶子の活躍の場が広がるし、蝶子と家族が直接関われるから、中途半端さは軽減されると思う。これなら三船(生瀬勝久)が幽霊になった意味も出て来るのでは?
ホームドラマとしたらほのぼのムード満載で悪くなかったです。でも、蝶子が自己陶酔・自己満足しているだけに見えちゃいました。折角「見える」って設定があるのですから、中途半端で無く積極的に活用すべきだと思うんですが…
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