トッカン 特別国税徴収官 (第3話・7/18) 感想
日テレ系ドラマ『トッカン 特別国税徴収官』(公式)の第3話『やらせてください潜入調査!私のこと腰掛けなんて言わせません』の感想。なお、原作の高殿円氏の小説『トッカン 特別国税徴収官』は未読。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
陰で暗躍するならするで、もう少し…
大人の事情何だか、朝ドラヒロインつながりなんだか知らないが、白川耀子(若村麻由美)のネタをどこまで引っ張るんだか。宝町税務署管内の裏ボス的に陰で暗躍するキャラクターなら、なぜ冒頭部分でこれまで引っ張った脱税ネタを中途半端に解決したようなエピソードを入れずに、最後の最後で睨みを利かせるインサートを1カット入れる方が、どれだけマシだか?
カフェの脱税ネタまで、つまらなくなる…
相沢芽夢(美波)があれだけチョロチョロ登場すれば、最後に仕掛けがあるだろうなんてのは予想がつくわけだし、そのドンデン返しはやっと本作を面白くさせてくれそうな期待が持てるエピソードなのは、作り手も百も承知のはず。ならば、なぜもっと耀子や芽夢の出番なりシーン構成を考慮しなかったのだろう。
お蔭で、レジ横に無造作に置いたパソコンに二重帳簿しているなんて陳腐なネタを、カフェオーナー三井役の経営者の城島茂さんがうまい演技でそれなりに魅せてくれたのに、結果的にブツ切りになって中途半端な感じで終わってしまった。やはり脚本の構成力が問題かもしれない…
今週は画質はそのままで屋内シーンは少し明るくなりましたが、依然として私には無用の画風なのは置いといて。やっとトッカンと補佐の関係が描かれたり、コメディ要素が多めになったり、良い方向に進んでいますが、視聴率を考えるともっと思い切ったテコ入れを今の内にした方が良いと思います。そのために、手始めに井上真央さんの上目使いのオドオド演技に変化をつけてはどうでしょう…
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