リッチマン、プアウーマン (第2話・7/16) 感想
フジ系ドラマ『リッチマン、プアウーマン』(公式)の第2話『動き始めた運命!嘘つきは恋の始まり』の感想。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
で、脚本の安達センセは何をやりたいの?おせーて!
私が日向(小栗旬)より記憶力がおかしくなければ、若くして大金持ちになったIT企業の社長と、東大生なのに就職難民の女子大生との恋を描くシンデレラストーリーと言う触れ込みだったはずだし、それに期待したのだが…
恋バナ、会社の変革・成長ストーリー、企業乗っ取り話、登場人物の成長物語、登場人物の謎解き…。ライ●ドア社全盛期ならともかく、今や就活学生の5割以上が「公務員になりたい」時代に一体脚本の安達奈緒子氏は何を描きたいのか?演出の西浦正記氏はどう見せたいのか?それを早く見せて貰わないといつまで立っても「様子見」状態が解けない…
最後の10分間だけ観れば良いドラマって…
先週は最後の数分、今週は最後の10分間だけ観れば、ストーリーのほぼすべてが想像できるような内容のドラマだったように思う。脚本は方向性が定まってないし、演出はお遊び的な無駄が多い。その割に最後の朝比奈(井浦新)の数カットで次週に客を引っ張る作戦。『月9』にしては、あざとくない?
最初から、傲慢な億万長者の若造IT社長と、東大生なのに稚拙な女子大生の就活ベースの恋バナにしてしまえば良かったと思う。それを嫌って記憶の問題や偽名の謎を付け足したのだろうが、それが全く活かされていない。結局、活かせずに王道に戻るなら、視聴者が離れる前にした方がいい。と言うか、既にそう言う傾向が見えてきているが…
何を描きたいのか見えないので、スッキリしない一時間でした。脚本も演出もパッとしません。やはり方向性を絞り込んで、設定や演出などの無駄を全部省いて描いた方が、面白みが増すと思います。来週も様子見と言うか…
【これまでの感想】
第1話
働く君に贈る25の言葉 [単行本(ソフトカバー)] 佐々木 常夫 (著)
行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術 [単行本(ソフトカバー)] 石田 淳 (著)
手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~ [単行本] 喜多川 泰 (著)
2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書) [新書] 神田 昌典 (著)
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