ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日 (第2話・7/14) 感想
日テレ系ドラマ『ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日』(公式)の第2話『え、僕が!?…弱虫な息子の人探し大作戦』の感想。なお、原作の佐藤智一氏の漫画『ゴーストママ捜査線』は未読。
幽霊の遂次通訳係の息子の捜査ごっこ…
蝶子(仲間由紀恵)が警官の制服を着ている割に、主人公が元警察官である必然性が皆無のは如何なものか?確かに捜査まがいの体裁を作ってはいるが、タケル(賀来賢人)の家でハンカチに気づくのも誰でも気づきそうなことだし、校章を見つけたのも偶然だし、花帆(山下リオ)の住所は幽霊だから出来ただけ。
結局、とんぼ(君野夢真)のメガネは物語上で都合の良い幽霊しか見えないし、そのとんぼは幽霊の遂次通訳をしながら“捜査ごっこ”をしているにしか見えない。私のメガネを通して画面から「マンネリ化」の文字が浮かんでくるのだが…
本編がパクリ満載で、予告編が新展開って???
パクリかオマージュかは各自の判断に委ねるし、オリジナルが何かはここでは追求しないでおく。確かに“感動的なイイ話”なのは認めるが、プロット自体はとんぼがタケルが待合せに行けなかった理由を告げ、カフェでの当事者たちしか知りえない話をして、気持ちを伝えるってだけの15分もあればお釣りがくるような、どこかで聞いたような話。
それを映像化するなら、お話が既視感アリアリなだけに、もう少しがんばるかシンプルにするかのどちらかにすべき。中途半端なCGで乗り切るのが一番ダメだと思うが、未だに多くの日本のテレビドラマはやってしまうし、映画版でも繰り返す。何とかならないものだろうか…
しかし、予告編の斬新さと言うか、新展開には驚いた。なんと三船(生瀬勝久)までゴースト化するらしい。流石に思いつかなかった。いっそとんぼ以外の全員がゴースト化したら斬新過ぎる。でも、とんぼのイタコっぷりが尋常でなくなると思うが(苦笑)
冒頭から仲間さんの演技が先週の迷走状態から、突然吹っ切れたのか、完全に山田奈緒子とヤンクミになってましたね。もうシリアスもできるって演技は止めるのは正解だと思います。
と思ったら、次週ではもはやコンビ状態の生瀬勝久さんまでゴースト化するようです。確かに一時的なマンネリ打開策の効果はあるでしょうが、イタコ少年でお涙頂戴路線が残れば意味が無いと思いますけど…
【これまでの感想】
第1話
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黄泉がえり [DVD]
ゴースト/ニューヨークの幻 スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
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