NTTドコモ 20周年スペシャルドラマ 夢の扉 特別編「20年後の君へ (7/1) 感想
7/1にTBS系で放送された『NTTドコモ 20周年スペシャルドラマ 夢の扉 特別編「20年後の君へ」』(公式)の感想。
懐かしのドコモCMたち…
最初からドコモの懐かしいCMの一夜限り放送目当ての視聴だったから、ドラマの内容は二の次。92年のサザンオールスターズ出演の『誕生替歌篇』や、広末涼子さんの『広末、登場。篇』など貴重なCMが観られて良かった。
ここでプチ情報。例の広末さんのタコ滑り台のCM(YouTube)が、カジヒデキさんの新曲『ビーチボーイのジャームッシュ』のPV(YouTube)で再現されている。カジさんはドコモにCMソングを提供してるし、PVの監督は16年前に広末さんのCMで一緒に仕事をした中村佳代監督。また、広末さんと「ビーチボーイ」ってのがまた意味深と言うか…
その他にも当時世間を騒がせた織田裕二さんのCMなど、ポケベル時代からドコモのお世話になってる世代の私には「あの機種使ってた!」「あんなサービスあったな」と本編そっちのけで楽しめた。ドラマ中の全CMを飛ばさずに鑑賞したのは久し振りだ。
本編は、やや強引なオムニバス形式風の理想郷家族物語…
そもそも本作は三つの“夢の扉” を開いて来た実在の人物や団体に着想を得たドラマだ。だから、忽那汐里さんはバングラディッシュ産のバッグ製造を創める澤田麻理子、坂口憲二さんはハニカム構造の石壁を開発した中山広太、原田美枝子さんは農事組合法人『 和郷園 』の創設に関わる澤田佳乃を演じた。それを素直にオムニバス形式で描けば良かった。
しかし、ドコモとしては「ファミリー割引」のイメージ刷り込みのために、何としても「家族」をテーマにする必要があったのだろう。この三つを中井貴一さん演じる父・澤田雄一郎の家族の話にしてしまった。更に石壁のくだりだけ息子・大地(田中圭)の関係者にするからややこしくなる。それならいっそ4人家族の話にすればお父さんも無念の死を遂げずに済んだはず。
まっ、ドコモも不払いが多くて困ってるから、「ドコモユーザさまは裕福な家庭でお願いします」と言わんばかりに、澤田家はかなり経済的余裕がある設定。その上で、娘は大学そっちのけで海外ボランティア、母さんは突然離婚届を突き付け家出した割に遺産相続のため?に出戻ったり、息子も30歳近いのにのんびりムード。もう少し現実味があって良いと思うが、現実なんて見てたら夢なんて見られないってことならしょうがない…
一生懸命家族を養ってきた中井貴一さん演じるお父さんが不憫でなりませんでした。同時間帯で放送していた『ビューティフルレイン』のお父さんも不憫です。日曜の夜にお父さんが可哀想なドラマを二本も見せられるのは辛いです…
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