コドモ警察(第10話 最終回・6/19) 感想
4/17からTBSで始まったドラマ『コドモ警察』(公式)の最終回の感想。
総括…
第2話の感想で「物足りない」と書いたきり、感想を書いていなかったが、もちろん毎週見ていた本作。面白かったから、備忘録を兼ねて書いておこうと思う。
その後第4話あたりから、各キャラクターが明確になってきて刑事ドラマらしさが研ぎ澄まされてきた。これは。脚本・監督の福田雄一氏の功績が大きいと思う。最近の登場人物ばかり多い割に、動いてるのは主人公だけと言う最近の大人の?刑事ドラマには見習ってほしい程だ…<
本作の魅力…
私がハマったのは三つ。まず、身体は小学生の上に、無意識に小学生っぽい行動をとってしまうと言う自分を認めつつ仲間を非難するシュールさ。そして、“デカ長”こと大沼茂(鈴木福)と松田凛子(吉瀬美智子)との晴天の屋上での男と女の会話シーン、そして福クンの「何っ!」のキメ顔とエンディングの笑顔。
毎回ほぼ同じ構成と展開なのに、妙な新鮮味があったのも魅力の一つ。深夜の30分枠と言う条件も良かったのだろう。
最終回はゆうたろうさん、平泉成さん、平野綾さんや4人の声優さんが、一瞬声だけ大人に戻ったアラテン刑事の吹替えをしたりと凝ったアイデアや演出も良かった。
いっそ次回は早朝に、『ケイロウ警察』やったら?
「子役を深夜ドラマに出演させるのはけしからん」とTBSに苦情が殺到したらしいが、子役を深夜に過酷労働させている訳で無いし、何より子役の彼らにもよい経験になると思うし、子役嫌いの私が子役に一目置くようになったのだから、本作の政策意義はあったと思う。
結局、レッド・ヴィーナスは下請けで背後に巨大組織が隠れているって、続編ありそうな終わり方。子供の成長は速いから続編作るなら急がないといけないが、逆にテレビでお馴染みの老け役の俳優さんたちだけで、早朝に『ケイロウ警察』なんてやったら、文句も出ないし視聴率も稼げて面白いかも(笑)
本編もさることながら、スピンオフの『アプリ警察』(リンク)が、めっちゃ面白くてお勧めです。福クンは出ませんが、ナベさん、イノさん、エナメル、ブルが市民からの人生相談に答えたり、頭脳派のスマートがスマホの捜査用アプリを開発したり早々面白いです。未見の方は観てみて下さい。
【これまでの感想】
第2話
コドモ警察 Blu-ray BOX
コドモ警察 DVD-BOX
「リーガル・ハイ」公式BOOK 古美門研介 草創記 [ムック]
もう一度君に、プロポーズ Blu-ray BOX
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/3691/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → 記事のコメント欄に、貴方のブログ名、ブログ記事のタイトル名とそのURLをご記入下さい。こちらで確認して公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
また、http://dmesen.seesaa.net/article/276676478.html でも、受け付けております。
- 関連記事
-
- 三毛猫ホームズの推理 (第11話 最終回・6/23) 感想 (2012/06/24)
- もう一度君に、プロポーズ (第10話 最終回・6/22) 感想 (2012/06/24)
- コドモ警察(第10話 最終回・6/19) 感想 (2012/06/22)
- カエルの王女さま (第11話 最終回・6/21) 感想 (2012/06/22)
- パパドル! (第9話・6/21) 感想 (2012/06/22)