ATARU (第10話・6/17) 感想
4/15からTBSで始まったドラマ『ATARU』(公式)の第10話『父だけが知っていた殺人手法』の感想。
なお、本作を面白いと思った方、出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
先週で「チョコザイの事件簿」は正常進化終了…
折角第7話から順調に、『チョコザイの事件簿』へ正常進化してきたのに、残念ながら先週で終了したようだ。敢えて名付けるなら『ATARUスピンオフ チョコザイ・オール・スターズの事件簿』と言った感じだろうか。
確かに登場人物たちが「チョコザイ君」を連呼し、チョコザイ(中居正広)を描いているのは確かだが、完全に次週の最終回直前の小休止の巻って雰囲気。まあ超多忙の中居さんに最終回で全力を出してもらおうと言うことなのだろか。
チョコザイの相棒・舞子が、はしゃいでるだけでは…
それにしても、前にも書いた通り、チョコザイ(中居正広)の謎解きを面白く魅せるには、舞子(栗山千明)が最良の相棒として活躍する必要があるし、このスタッフもここ数話はそう描いてきたと思うし、視聴率も第7話から上がってきたのも事実。
しかし、今回の舞子は、母親の死との関連付けを告げる役目。これも次週へのネタ振りとしては重要だが。捜査自体は沢(北村一輝)とラリー(村上弘明)に公原(平岡祐太)が絡んで、肝心の舞子はしゃいだだけ。
と言う事は第10話は、最初からチョコザイの謎解きを描くつもりは無かったのだろう。確実に視聴率は下がるだろうな…
すべては最終回のためと言うことで…
どうやら舞子は母親の謎の死の解明に、チョコザイの能力を利用(活用)すると言う最終回のためのネタ振り回だったようだ。個人的な好みで言えば、もっとチョコザイの謎解きの面白さを観たかったから残念。
どうせ最終回は15分拡大版にするなら、今週は通常回として更に正常進化させ、最終回をより濃厚な一話にすれば良かったのにと思ってしまう…
最終章と言う割に、チョコザイのキーワードが無くても、公原の大実験やらで事件は解決していたようなお話だったのが残念です。フツーの刑事モノしては面白かったですが、やはり“本作らしさ”に拘って頂きたかったです。でも折角のネタ振り回を作ったのですから、最終回に期待します。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第4話 第5話 第6話 第7話 第7話 第8話 第9話
日曜劇場 ATARU オリジナル・サウンドトラック
ぼくには数字が風景に見える [単行本] ダニエル・タメット (著), 古屋 美登里 (翻訳)
アスペルガーの偉人たち [単行本] イアン ジェイムズ (著), 草薙ゆり (翻訳)
ATARU I (角川文庫) [文庫]
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