もう一度君に、プロポーズ (第9話・6/15) 感想
4/20からTBSで始まったドラマ『もう一度君に、プロポーズ』(公式)の第9話『最後の思い出~大切な人の笑顔…そして、涙』の感想。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
大人の胸キュン…
先週の良し悪しは別にして、いろいろ進めておいたお蔭で、今週は脚本にも演出にも余裕が生まれたのだろうか。この位に“大人の胸キュン”を散りばめれば、“大人のお伽話”として十分に楽しめる。
本作の主人公は、カッコ良くて切ない宮本波留(竹野内豊)だ。第2話で触れたように、観ているこっちが恥ずかしくなるような恋バナで良いと思う。波留の父・太助(小野寺昭)との食事やお見舞いの帰りのシーンや、海辺でのシーンなど、各話に2,3入っていれば、少々のんびりした展開にも面白味が加わるのに。最終回直前に言ってもしょうがないか…
1分6秒…
波留が太助の死に気づく1カットの尺が「1分6秒」だった。楽しそうに野球のグローブを手に庭から上がり、父の異変に気づいてからゆっくり死を意識するような竹野内さんの演技も見事だし、1分以上も可南子(和久井映見)のインサートを我慢した演出(編集)にも拍手を送りたい。
あと1話…
来週の波留は大忙しになりそう。太助の葬式の仕切りと母・西園晶子(朝加真由美)との関係修復を掛け持ちしつつ、最後に可南子にプロポーズするだろうから。それだけでも、波留と可南子の部分が丁寧に描かれるか心配なのに…
可南子の弟周辺や図書館周辺、ミズシマオート周辺のお片付けも来週に持ち越し。あと2話は欲しい感じだろうか。と言うか、もっと以前にその辺を片付けつつ、徐々に二人に集中するってのが正解だったと思う…
本作の展開や演出は、好みや呑込み方で大分印象が違うと思います。丁寧なのかダラダラなのか、じっくりなのか足踏み状態なのかと。ですから気持ちはわからないでもないですが、先週、本作の熱烈なファンでしょうが「しね」とコメントを送った方、波留のように冷静になって下さいませ。
それはさて置いて。キャラが変貌している登場人物もいて、微妙ですがきちんと軌道修正もされていますから、次週の最終回は波留と可南子を丁寧に、周辺環境は程々に、有終の美を飾って頂きたいです。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
金曜ドラマ もう一度君に、プロポーズ オリジナル・サウンドトラック
ビーチボーイズDVD BOX 反町隆史, 竹野内豊 (出演)
流れ星 完全版 DVD-BOX 竹野内豊, 上戸彩 (出演)
夏子の酒DVD BOX 和久井映見, 石黒賢 (出演)
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