37歳で医者になった僕~研修医純情物語~(第10話・6/12) 感想
4/10からフジテレビで始まったドラマ『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』(公式)の第10話『医者も一人の弱い人間という現実』の感想。なお、原作の川渕圭一氏の小説『研修医純情物語シリーズ』は未読。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
これが祐太の『研修医純情物語』と言えるか?
葛城すず(ミムラ)を応援したい視聴者もいるだろうが、既に私は紺野祐太(草彅剛)とすずの恋人関係に興味が無いから、正直面白味を感じない。それに今や祐太は研修医と言うより恋人を思う男で、祐太の興味関心は“すず”だけ。これで祐太の『研修医純情物語』と言えるかどうか。
その上、沢村瑞希(水川あさみ)も“すず応援団長”になって、研修医と言うよりすずの女友達の存在感の方が強いし…
下田先生の苦悩エピソードを、祐太にした方が良かったのでは?
確かに祐太もいろいろな狭間の中で孤軍奮闘しているのも解るが、ここまで主役が目立たないのはどうだろう。時既に遅しだが、下田健太郎(八乙女光)の研修医としての苦悩のエピソードを、主役の祐太で描くべきだったのでは?
今回も祐太は下田を応援するだけで、一緒に悩む気配なし。きっと、このままでは『24歳で医者になった僕』になってしまうから、これからあれこれ放り込んでくるのだろうが、まずは主役らしさを描いて欲しい…。
次週の最終回で、すずが亡くなるクライマックスが字幕では盛り上がらないから、急きょ喋れるようにしたのか知りませんが、きっと突如祐太が研修医魂を蘇らせて、「私の患者を看てきます」とか言って病室を飛び出して…なんて展開になるんでしょうね。だとすると、佐伯院長ネタって必要になるのでしょうかね。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
研修医純情物語―先生と呼ばないで [文庫] 川渕 圭一 (著)
ふり返るなドクター―研修医純情物語 [文庫] 川渕 圭一 (著)
僕と花 [Single, Maxi] サカナクション
37歳で医者になった僕~研修医純情物語~オリジナルサウンドトラック
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