カエルの王女さま (第9話・6/7) 感想
4/12からフジテレビで始まったドラマ『カエルの王女さ』(公式)の第9話『号泣!真夜中のライブ』の感想。
一気にラストスパートか?
冒頭で堂々と主人公・澪(天海祐希)が、「私たちの目標は音楽堂で公演を行ってその取り壊しを阻止すること」と本作のテーマを改めて台詞で延べたり、唐突に井坂市長(岸部一徳)のトラウマを発表したり、どうやら視聴率上昇と最終章に向けて、一気にラストスパートをかけてきたようだ。まっ、ぐだぐだ感はそのままだが…(苦笑)
もはや“歌”があまり関係なくなってる?
最初の数話はシャンソンズの歌と毎回のテーマが同調して、ミュージカル風な楽しさがあった。しかし、特に今回劇中で歌われた曲は、単に70年代を表現するBGM扱い。更にシャンソンズの練習もないし、一番印象的な音楽が天海さんと元モダチョキの濱田マリさんのカラオケって、どういうドラマ何だか…(苦笑)
でもって、その“歌”の使い方がいやらしい…
普通のドラマとして見ればそれなりに面白いと思う。天海さんの歌は聴けるし、全体の流れも悪くしないし。しかし、最後の“歌”の使い方がいやらしくて楽しめない。
今回で言えば小田和正さんの『たしかなこと』。大して本筋に関係の無い歌なのに、雰囲気だけで“いい話”風な描写にしちゃってる。この類の手抜きとも思える脚本&演出はどうかと思う。折角天海さんが出演しているのだから、音楽には拘って欲しいと思う…
藤原紀香さん主演ドラマ『ナオミ(1997)』で、学園存続のために理事長の過去を調べて脅すってのがあったのを思い出しました。後は、天海さんと濱田マリさんのカラオケしか印象に残ってません。だって、一話で解散して再結成しちゃうんですから。もう少しぐだぐだ感を削ぎ落として、テンポよく進んだら楽しさが倍増すると思うんですが…
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
カエルの王女さま 公式パンフレット
Shine(初回限定盤) 家入レオ
ゴールデン☆ベスト ザ・タイガース
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