ATARU (第8話・6/3) 感想
4/15からTBSで始まったドラマ『ATARU』(公式)の第8話『チョコザイの正体と目的!!』の感想。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
なぜ引っ張った?初回からこれならもっと面白いのに…
ついに『謎の男・チョコザイの事件簿』から『FBI捜査官・アタルの事件簿』へ大幅に正常進化した、そんな感じだ。理由は二つ。
まず、先々週辺りから更にアタルのアップデートも簡素化し冗舌になったおかげで、アタルの特殊能力による捜査も面白味が出てきたこと。
次に、これまで何度も言ったきた、舞子(栗山千明)がアタル / チョコザイ(中居正広)チョコザイの「単語」の羅列から事件解決まで物語を牽引しろと言う部分がやっと描かれたこと。
そう。要はアタルがどんな人物像だろうと、主役は常にメインの話に関わり動かしていかなければいけないのだ。アタルの設定なんて引っ張らずに、初回に説明しておけば良かったと思う。そうしないから…
今更、説明するから無駄が増える…
8話にもなって唐突にラリー井上(村上弘明)がアタルの脚本上の人物設定を喋り出したのには笑ったが、お蔭で全体の霧が晴れてきてオチを含めて面白くなった。
しかし、そのラリーがチラホラ登場するから、メインの話(事件捜査)が分断されてしまい、そのため出番の少ない沢(北村一輝)が事件捜査以外のことに首を突っ込み“いい話”風にされても、そこにアタルが絡んでないからほぼ意味が無いのに。
やはりもっと早い段階でアタルの紹介をしておくべきだったと思う…
アタルの正体がだいぶ見えてきたので、その部分では来週からはイライラしなくて済みそうです。しかし、本作ってちょこちょこと悪乗りと言うのか変な演出を入れてきますよね。それが邪魔でイライラしっぱなしです。
折角、中居さん演じるアタルが可愛らしいキャラに見えてきてるので、小手先の内輪ウケみたいなのは全面排除して欲しいですが無理なんですかね。まっ、アタルが動く部分の方が面白いから許せますが…
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第4話 第5話 第6話 第7話
日曜劇場 ATARU オリジナル・サウンドトラック
ぼくには数字が風景に見える [単行本] ダニエル・タメット (著), 古屋 美登里 (翻訳)
アスペルガーの偉人たち [単行本] イアン ジェイムズ (著), 草薙ゆり (翻訳)
ATARU I (角川文庫) [文庫]
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