三毛猫ホームズの推理 (第8話・6/2) 感想
4/14から日テレで始まったドラマ『三毛猫ホームズの推理』(公式)の第8話『死の仮面舞踏!!さらば三毛猫』の感想。なお、赤川次郎氏の原作小説は一切未読。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
今期4作目の正常進化と言えるかどうか?
当blogのリピーターさまならご存じの通り、先週までに以下の3作が、
・『Answer~警視庁検証捜査官』は『検捜官の女・新海晶』へ
・『ATARU』は『謎の男・チョコザイの事件簿』へ
・『鍵のかかった部屋』は『密室探偵・榎本の事件簿』へ
正常進化している。お蔭でどの作品もテーマが絞り込まれ、無駄な描写が無くなり、面白さが増している。では、本作は4作目の正常進化と言えるだろうか?
三歩進んで二歩下がるって感じか?
先週、正常進化には3つの要素が必要だと書いた。
・義太郎と三毛猫ホームズがきちんとコンビを組む
・1話完結のミステリードラマにする
・もっと相葉さんのキャラを活かした義太郎成長物語にする
さてどうだったか?
義太郎(相葉雅紀)とホームズ(シュシュ / マツコ・デラックス)は唐突に近づき、更に別れまで匂わせてきた。
また、相葉さんらしい怖がりで気弱で女嫌いの刑事は、根本係長(尾美としのり)の急激な変貌と過剰な演技(無理に演技指導されたのだろう)で描かれたと思う。
しかし、義太郎の成長は、「2週跨ぎ」と言う最悪の企画・脚本によって、残念ながら蔑ろにされてしまった。
残り何話あるのか知らないが、いくら原作が長編推理小説だろうが、そこを一話でスッキリまとめるか次週に期待させるような魅せ方をするのがプロの仕事だと思うが…
昨夜はほぼ貫徹で今日の婚礼を終えて眠い目を擦りながら録画を観ましたが、あまりのご都合主義と進化の見えない大宮エリー氏の脚本に、逆に目が覚めちゃいました。お蔭でこれから『日本×オマーン戦』をキッチリ観られます。
どうやら義太郎とホームズは別れるみたいですね。ほぼ一緒に事件を解決した印象の無いまま別れるのは残念です。あれだけマツコさんを目玉キャストにしていたのになんだかなぁって感じ。でも、もしかしてこれも2週跨ぎのネタなのかも???とにかく少しずつでも正常進化を期待します。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
三毛猫ホームズの犯罪学講座 (角川文庫) 赤川 次郎 (著)
モーニング娘。サスペンスドラマスペシャル 「三毛猫ホームズの犯罪学講座」/「おれがあいつであいつがおれで」 [DVD]
三毛猫ホームズの推理 ディレクターズカット [DVD] 陣内孝則 (出演), 葉月里緒菜 (出演), 大林宣彦 (監督)
三毛猫ホームズの推理 オリジナル・サウンドトラック 金子隆博
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