クレオパトラな女たち(第7話・5/30) 感想
4/18から日本テレビで始まったドラマ『クレオパトラな女たち』(公式)の第7話『通じ合う二人』の感想。
想定外…
冒頭の市井睦(稲森いずみ)の岸峯太郎(佐藤隆太)との会話での、市井の台詞回し(特に語尾)が今回から突然女性らしくなったため、急展開を予想したのだが、まさまここまで想定外の展開になると思わなかった。いくら打切り決定で残り2話とは言え、唐突過ぎて話に着いていくのさえ厳しい…
結局、全編「恋愛エピソード」だけ?
恋愛も人生の一部だし、「恋愛こそ人生」と言う人もいるだろう。しかし、本作が目指したのは「美とは?」「老いの怖さとは?」「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)とは?」と言う人間が生きる上での大きなテーマをコメディタッチで描くと言うものではなかったのだろうか?
しかし、蓋を開けてみれば、好きだのくっつくのと全編「恋愛エピソード」だけ。百歩譲ってそれらが面白ければ良いのだが、ほぼ全員が自分の思い込みやら好き勝手ばかりだし…
お座なりなエンディングの恋愛ドラマにだけは…
脚本の大石静氏が大変なのはわかるが、最終回直前のエンディングが、あれだけいい人キャラの黒崎裕(綾野剛)が朝まで一人ぼっちってのもどうかと思うが、このまま予告編の不倫騒動に行っちゃっうのか?
いくら打切りに腹が立ったとしても、単なる恋愛ドラマ、それも不倫騒動でワイワイやった挙句に、「それぞれがまた自分の人生を歩み出します」的なお座なりなエンディングの恋愛ドラマにはしないでほしい…
「クレオパトラ」と冠する割に、単なる“恋バナ”のドラマになっちゃいました。でも、クレオパトラって情熱的な恋愛や大胆な行動をした女性なんですよね。そう考えるとなるようになったとも言えます。まっ、折角なので最終回まできっちり観させて頂きます。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
クレオパトラな女たち オリジナル・サウンドトラック 池頼広
マイラ ―むかし、マイラは男だった― [DVD]
トッツィー 製作25周年アニバーサリー・エディション(2枚組) [DVD]
美しき麗しき日々(DVD付) 持田香織
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