三毛猫ホームズの推理 (第7話・5/26) 感想
4/14から日テレで始まったドラマ『三毛猫ホームズの推理』(公式)の第7話『完全犯罪!?放火の真実を追え』の感想。なお、赤川次郎氏の原作小説は一切未読。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
異論反論あろうが…
私が前回で、“怖がりで気弱で女嫌いの刑事・義太郎(相葉雅紀)が、推理が出来る謎の三毛猫ホームズ(シュシュ / マツコ・デラックス)とコンビを組んで事件を解決する一話完結のミステリードラマ”、且つ、“もっと相葉さんのキャラを活かした義太郎成長物語”にすべきと書いた。
今週は少なからずその方向性が一歩前進したと思う。しかし、まだ義太郎の成長と言う部分の脚本も演出も弱過ぎるが…
このまま相葉さんを活かして、義太郎成長物語を加速させろ!
ヒロシ(藤木直人)と晴美(大政絢)の出番を抑えた分、ダメ刑事の義太郎が意志を貫こうと捜査する姿が描かれたのはこれまでで一番良かった。
このままダメ刑事の粉骨砕身を描くだけならともかく、義太郎の成長とは言わずとも変化を描くなら、なお一層の加速を望みたい…
トントン拍子に進み、後味が悪いお話ではなく…
とは言え、ここまでお話がトントン拍子で進み、これと言った捻りも無くきれいにまとめ、更に後味の良くないエピソードでは、「来週はどうなるの?」と言う期待感が生まれにくいし、ハッキリ言うと面白味が無い。かと言って、また2週跨ぎで単純な引き伸ばしをされても困るし…
やはり原作モノは厳しいのだろうか。様々な契約上の問題もあろうが、ドラマとしてもっとオリジナルの面白さを追求した方が良かったように思う。
もう少しダメ刑事の活躍を応援しながら観られるような、緊張感があって後味の良い事件やお話は出来ないのでしょうか?
きれにまとまらなくても、主人公がきちんと活躍し、全体が面白ければ無理に“いい話”にする必要はないと思うんですが。来週に期待します。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
バーテンダー DVD-BOX
三毛猫ホームズの推理 [文庫] 赤川 次郎 (著)
三毛猫ホームズの追跡 [文庫] 赤川 次郎 (著)
三毛猫ホームズの推理 オリジナル・サウンドトラック 金子隆博
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