クレオパトラな女たち(第6話・5/23) 感想
4/18から日本テレビで始まったドラマ『クレオパトラな女たち』(公式)の第6話『全身サイボーグ』の感想。
やはり全8話で打切り決定らしい…
第1話からあれだけ引っ張った強気な女・岸谷葵(北乃きい)の結婚エピソードが意外なほどに普通で捻りも無く終わり、湯川マリ院長(余貴美子)の乳がんのカミングアウトもあっさり終わって、いくら名称中の真っ只中の脚本とは言え酷いなと思ったら、全8話で打切り決定らしい。(観終わって知った次第です…)
まっ、脚本家先生も動揺している事だろうが、岸峯太郎(佐藤隆太)の女嫌いも借金地獄も踏襲できてないし、市井睦(稲森いずみ)のメンヘラ浮いちゃってるし、いっそ次週は若い女性視聴者ファンサービスとして、本作の(影の?)人気キャラクター・黒崎裕(綾野剛)で一本作れば良いのに、予告編によるとまとめに入るらしい。でもまとめに誰か興味あるの?
リアルな手術シーンより、コメディ路線を押せば良かった…
幾度も書くが、毎回のゲストの整形のエピソード自体はそれなりに面白いと思うが、レギュラー陣たちのエピソードに次回を観たくなるような面白味が欠けているのが、本作の欠点だと思う。
結局、「美とは?」「人生とは?」と言う壮大で重厚で哲学的なテーマを基礎に、コメディが出来る俳優さんたちを集めて多くの視聴者に考えて貰おうと言うのなら、当初からもっと手術シーンのリアルさになんて拘らずに、コメディ路線を押せば良かったと思う。中途半端が一番いけない…
実は4月8日放送の『あなたと日テレ』(公式サイトに動画あり<リンク>で、本作の山本由緒プロデューサーのコメントを観て「これはダメかな」と思ったんです。
その理由は「主人公が美容整形を肯定も否定もしないスタンスを貫くのが第一」と言ったからです。だって主人公が物語と共に変化しないドラマなんて面白いはずはありませんから。まっ、残り2話は観てみようと思います。
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